オメガング祭りへ

7月1日
雲一つない快晴です。今夜はサッカーのワールド・カップのベルギー対アメリカ戦が
あるので、家々の窓には国旗が。走っている車にも旗（ミラーカバーにまで）がなびいています。
　　　
　　　　　　　　ご近所の家には国旗が

夜、旧市街地の中心地グランドプラス広場へ行きました。ベルギーの伝統行事の一つ、
オメガング祭りを見学するためです。
　　　　　　
まだ明るい9時。ブリュッセルの旗と音楽隊を先頭に、中世の伝統衣装を纏った色々な階層の人が広場を輪になって行進します。（オメガングとは輪になって歩く・・古いフラマン語）
また、広場の周囲を取り巻く「天井のない美術館」と賞賛される建物群に色々な色の照明
を当て、有名歌手の歌唱が祭りを盛り上げていきます。
この祭りの最大の特徴は、祭りの主人公・カール5世はじめ中世の貴族に紛する人たちは今も貴族の称号を持つ人たちというのです。

祭りの終わりには花やオレンジ、伝統菓子を持った人達が観覧席まで上がってきて、手渡してくれました。花火が上がり、踊りが入り、本当に見応えのある祭りで、１１時に終了。
　　　　　　　　

　　　　　　

サッカーの結果によって、若者が騒ぐかもしれないので、急いで家に帰り、
サッカー観戦。辛勝ながらベルギーがベスト８に進出。