エミリーのつれづれ

日々の暮らしぶりを紹介します。

薬師寺・花会式に

2008年03月31日 | Weblog
3月31日(晴れ)
3月も今日で終わりというのに戻り寒波!で風が冷たいです。招待券をいただき、今日は薬師寺の花会式にでました。
今、日光・月菩薩は東京博物館へお出かけ中で、金堂は薬師如来様だけです。花会式で如来の前には梅やゆり、ボタンなど10種類の作り花で飾られています。

花会式は東大寺2月堂の修二会と同じく、薬師如来の前で懺悔し、万民の幸福と五穀豊穣を祈って3月30日の夜から4月5日・結願の「鬼追式」まで一日6回の勤行が行われます。
私達は「日中」のお勤めを金堂の中で見せていただきました。練行衆たちは声明「讃歎」を唱え、「走り」そして「散華」が舞いました。金堂の中は寒く身体は縮こまっておりましたが、「讃歎」は心にずっしりと残りました。

花冷え

2008年03月30日 | Weblog
3月30日(雨)
昼前から雨が降ってきて、気温はどんどん下がっていきました。吐く息が白く見えるほどです。やっと待ちに待った桜が咲いたのに無情の雨が・・・。
でも、この雨で少し桜も身を縮め、短い花の命を少し延ばしてくれたかも。明日、
薬師寺の花会式に行くので、事前に駐車場を確認しておこうと、雨の降る前に薬師寺界隈を廻ってみました。沢山の染井吉野に混じって、境内の「薄墨桜」も見事に咲き誇っておりました。

唐招提寺の前で奈良らしい郵便ポストを見つけました。今日も写真は桜と思いましたが、趣向を変えてポストを出してみました。

桜満開

2008年03月29日 | Weblog
3月29日(晴れ)
今日は博物館のボランティア日です。博物館へ行くコースは平城京の羅城門近くの九条を北上し大宮通り(平城京の正門・朱雀門がある通り)を東にとり奈良公園へ入って行きます。
その平城京の南北に佐保川が流れています(その川は大和川となって大阪湾に注ぐ)万葉集にもこの川を詠ったものが17首あると聞きますが、その佐保川の両岸の桜が満開を迎えています。土手の緑にピンクの帯のような桜並木がどこまでも続き素晴らしい景色です。行く途中、何度も車を止めて賞賛のため息をつきました。

博物館の前の氷室神社の枝垂れ桜も満開です。先週の土曜日は3部咲きでした。今日は大勢の人が訪れ、境内ではインド舞踊が奉納されていました。染井吉野の桜も素晴らしいですが、枝垂れ桜の妖艶さは格別です。見物客が大勢いで賑わっているのに桜の精が潜んでいるような気がして「ゾクッ」としました。

桜の開花

2008年03月28日 | Weblog
3月28日(晴れ)
今日は加古川へ。加古川は姫路を越えたところにあります。郡山から加古川までのJR運賃は1890円で、往復で3780円です。それをこの時期に売り出される青春トクトク切符を利用すると2300円です。
トクトク切符を使ってどこへ?。はい、岩盤浴へ行くのです。ここの岩盤浴は種類が多く、また清潔で安価。スポーツジム仲間と年2回、春と秋に行くので今回で3回目です。岩盤浴が安くても交通費と時間がかかったら、たいした得にならないと言われるかもしれませんが、まあ小旅行の楽しみもあります。

夕方、郡山に戻ってきました。城跡の桜も満開から3部咲きまでと様々ですが、まだ夜桜見物には花冷えがするのか人もまばら。一足先に花見を堪能しました。

甲子園へ

2008年03月27日 | Weblog
3月27日(晴れ)
甲子園の入場券をいただいたので友人夫妻をお誘いして高校野球の応援に行ってきました。甲子園へは30数年ぶりです。
甲子園行きの阪神電車は超満員、会場の通路口から3塁側の観客席に出てビックリ。360度見渡せる広い球場を取り囲んだ座席は8割ほどの人で埋まっていました。対面の1塁側は第1戦の平安高校の応援席です。グラスバンドと手拍子の音が臨場感を盛り上げていました。

第2戦は滋賀の「北大津高校」と神奈川の「横浜高校」で、3塁側に近畿勢が陣どっていましたので、北大津高校の応援席と一体になって声援しました。熱戦の末に優勝候補の横浜高を突き放して北大津高校の勝ち。第3戦は途中で退席しましたが、後で三重の「宇治山田高校」の逆転勝ちを知りました。今日の3戦は全て近畿勢の勝利となりました。万歳!バンザイ!
帰りに「甲子園饅頭」を買いました。

書道展へ

2008年03月26日 | Weblog
3月26日(晴れ)
スポーツジムで身体を動かした後の午後、友人が所属している「小燕会」の書展が奈良美術館で開かれているので行って来ました。
会場入り口に「古来、人は心に思うこと、見るもの、聞くものを言葉に表し文字にしてきた・・心と言葉を字体、線質、墨色によって表現した」というような挨拶文があり、この書展の主旨「言霊幸ふ」というタイトルで出展された漢字は50字あまりです。

友人は「芽」という春にふさわしい文字(90x120)を書かれました。写真がそれです。春らしく、また新生の息吹が感じられるような墨色。字体は、たった今、ソッと顔をのどかせた新芽の初々しさが香ってくるような形で表現されていました。彼女の作品以外も、それぞれ、その漢字のもつ「言霊」がよく表現されていました。「墨」や「漢字」って不思議な力を持っていますね。

春が駆け足でやって来た♪

2008年03月25日 | Weblog
3月25日(晴れ)
我が家から近い城跡のお堀端に「お花見ぼんぼり」が取り付けられました。そして桜並木も日一日、ピンク色に染まり始め、なかでも日当たりのよい場所の桜はちらほら開花しています。
この時期は桜だけでなく、もくれんやミモザ、椿、れんぎょと、この陽気で一気に咲き出しました。気分もウキウキしてきますね。

今日は朝からスポーツジムへ。午後から墨絵の補習のお稽古に3人見えられ、その方たちを送り出したあと、夜、詩吟のお稽古があり、我が家が静かになったのは10時半を廻っていました。私って、本当によく遊び、よく学び!?ますね。

法隆寺へ

2008年03月24日 | Weblog
3月24日(晴れ)
友人達と20日から開かれている「法隆寺秘宝展」に行きました。桜が後10日もすれば開花するまでになっている法隆寺境内の五重塔を最初に見学した後、金堂の須弥壇修理に伴い、堂内の九体仏が「上御堂」や「大宝蔵殿」に移されているので、その仏達にお会いするため広い境内を歩きました。まず、普段は年に3日しか開扉されない「上御堂」に釈迦三尊像が安置されていました。
続いて聖徳太子の命日法要「お会式(3月22ー24日)」が行われている「聖霊院」に行きました。聖徳太子尊像の前には僧侶達が2月末から手作りしたという174羽の鳥(餅粉の団子で作る)が竹の先につけられた「大山立て174cm」が左右に飾られ、団子で作られた極楽鳥や花・果物も豪華に並べられていました。見るのは初めてです。

そのあと、「大宝蔵殿」に入り、多数の宝物の中でも特に「百済観音」「夢違観音」「四天王」を拝見して、いよいよ話題の平成の「玉虫厨子」へ。
復元された2基の内の平成の「玉虫厨子」は東南アジアから集められた玉虫21500匹の羽根が透かし金具の下や蒔絵に貼り付けられています。懐中電灯で照らすと何ともいえない緑蒼の光沢が妖しく神秘的に輝いていました。
飛鳥時代のからの日本の宝物の多数が伝来されている法隆寺の魅力を稚拙な私の文筆では表現できませんし、また一日では見尽くせません。私は幸いにも地元ですので、また近いうちに来ようと思っています。写真は枝垂桜の向こう見える「夢殿」です。辺りはほんのり桜いろに染まっています。



山も春いろ!

2008年03月23日 | Weblog
3月23日(晴れ)
午後から奈良公園内にある文化会館での奈良フィルハーモニー管弦楽団の定期演奏会に行きました。この楽団の定期演奏会は年2回あります。開演1時間前に行ったら、もう列が出来ていました。開演前のロビーでのプレ・コンサートはコンサートへの気分高揚に充分でした。

私は不眠症があって、音楽会などに行くと安心して睡眠モードに入る事が度々あります。昨夜も眠れず、迎えに来てくださった連れの友に「もう安眠モードに入りかけているから演奏中に眠っても起こさないでね」と言って笑われました。でも、今日はバッチリと素晴らしい演奏を聞くことが出来ました。写真の後ろの山は若草山です。ほんのり、山も柔らか色に変わっています。

桜の開花も間近か!

2008年03月22日 | Weblog
3月22日(晴れ)
行楽日和です。奈良公園はTVドラマの影響か、はたまた平城遷都記念マスコット騒動の余波か、単に好天か、また博物館前に出現した20日、オープンの古民家の総合飲食施設・ふれあい回廊「夢しるべ風しるべ」に来られたのか、朝から大勢の観光客で賑わっておりました。

博物館も春休みに入り、遠来からの家族連れで大盛況です。今、4月5日から始まる特別展「天馬」の準備で新館は閉館されていますので、ボランティアの私たちもずーと本館のみの対応で大忙しでした。

写真は博物館前の氷室神社の枝垂れ桜です。この桜が奈良で一番先に開花するといわれています。もう遠くからでもピンク色に見え始めましたから開花も間近のことでしょう。