風の森in開田

美味しい空気と素晴らしい景色が毎日のご馳走。
霊峰・御嶽山の麓での高原暮らしの独り言・・・

くじゃく蝶

2006-10-11 08:49:47 | 生き物

 

  本日   午前6時 8,4度

 

昨日は一日中良いお天気

お布団も干してあったかくて、気持ちよい眠りにつきました。

このところお天気が悪かったり、庭仕事があったりで、

ウォーキングをさぼっていましたが、久しぶりに出掛けることに・・・

ポシェットの中にはナイロンの袋とハサミ、それからカメラ

3連休のあとの開田高原はひっそりと・・・

とうもろこし畑もお米も刈り取りがすみ、何もありません。

牧草の原っぱも、今刈り取りの真っ最中。

暇そうに歩いているのが、何か悪い事をしているみたい・・・

固められた牧草の束が、幾つも転がっていて、

ここでも冬支度が始まっています。

 

一軒だけの喫茶店も、別荘のお客さんで賑わうお店も定休日。

野菜販売所までが殆んどお休みか、あるいは少しの野菜だけ。

車も人もあまり目にせず、

まるで村中の人が急に姿を消した無人の村に

一人だけ取り残された様な感じでした

 

収穫は綺麗な松ぼっくりと、カラマツの実、紫色のエノコログサ。

あと、これが最後の「ワレモコウ」、みんなリースの材料です。

食料も溜め込んでいますが、(脂肪も・・・って?)

冬の手仕事の材料も同じく溜め込んでいます。

 

写真は9月末に撮ったものですが・・・

庭のキクの花に止まった「くじゃく蝶」です。

何と 艶やかな  周りの花に負けることなく、

花を自分のアクセサリーにしているような・・・

ここでは時々見かけますが、故郷では一度も見たことがありません。

そこで、<<

「くじゃく蝶」タテハチョウ科、特徴として目玉模様を持つ。

本州では中部地方以北にのみ分布する、高原の蝶・・・とか。

なぁ~るほど! 故郷では見かけない訳です。

そして驚いたのが、成虫のまま越冬するんですって 

この開田では、-10℃くらいになる日はザラにあります。

もっと寒くなると、-17℃とかの日も経験しました。

その極寒の中、どんな所で、どんな風に越冬するのでしょうか?

毛皮のコートを着る訳でもなく、羽毛布団がある訳でもなく、

「くじゃく蝶に、脱帽!」

夏にはちょうちょう採りの人達も来ていましたっけ・・・

 

人間様もそろそろ暖房の用意をしなくては。

少し上の別荘地では、すでにストーブを焚いておられる所も・・・

我が家も良いお天気の日を選んで、

薪を家の中に取り入れなければ・・・