ぽつお番長の映画日記

映画ライター中村千晶(ぽつお)のショートコラム

ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男

2018-09-01 14:30:13 | は行

 

ああ、この試合、リアルタイムで見ましたよ!

 

「ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男」69点★★★★

 

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1980年。

世界ランク1位のテニスプレイヤー

ビヨン・ボルグ(スベリル・グドナソン)は

まもなく始まるウィンブルドンに向け、最大のプレッシャーと闘っていた。

 

すでに大会4連覇を成し遂げている彼に

ライバルが現れたのだ。

 

それは、世界ランキング2位のジョン・マッケンロー(シャイア・ラブーフ)。

試合中にすぐ激高し、審判に食ってかかる彼は

「悪童」と呼ばれ、メディアからもバッシングを受けていた。

 

試合に向けて、ボルグは自分と向き合い、

これまでのテニス人生を振り返る。

 

そして、

まったくタイプの違う二人の

運命の闘いが、ついに幕を開けた――!

 

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1980年、ウィンブルドンで対決した

ボルグVSマッケンローを描く。

 

北欧の王子様キャラ、ボルグと、アメリカのやんちゃ悪童マッケンロー。

漫画のようにキャラ立ちしたライバル図は

まさに映画ネタにうってつけ。

演じる二人も、まあ見事に再現してます。

 

ワシ、けっこうテニス見るのが好きだったので

この二人は知ってましたが、

二人が熱演する、タイブレークのシーンで思い出した。

 

「これ、リアルタイムで見てたわ!」(笑)

うわあ、番長、小学生時代の記憶蘇った!

そのくらい強烈に印象的な試合だったんですねえ。

 

 

冷静沈着なボルグが、昔は激情型だったとか、

へぇ、と思うこともあり、

ボルグのコーチ役のステラン・スカルスガルドも、熱く、渋い。

 

 

ただ

映画は追われる側である、王者ボルグの心理が主で、

クライマックスの試合までは、心と心の対決。

なので、中盤やや眠くもなるんですが

 

やっぱり最後の対決シーンは見応えあり。

 

良きライバルの存在が、自分自身を見つけるカギになる。

いい関係。うらやましいです。

 

★8/31(金)から全国で公開。

「ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男」公式サイト


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