久しぶりに柏市郷土資料展示室主催の第13回企画展『検地帳が語る柏の村々~その1~』
について、柏市教育委員会のホームページから引用し紹介します。
検地帳は、領主が自らの所領する村を把握するために作成した文書です。一筆ごとに田・畑・屋敷の等級や面積、及び農民の名前等が記載されるなど、江戸時代を通して最も基本的な土地台帳であり、今日に伝えられた代表的な歴史的公文書といえます。
第13回企画展「検地帳が語る柏の村々」では、「検地帳」や「村絵図」の展示を通して、柏市域の村々が近世の村として成立していく課程を説明します。
なお、今回の企画展だけで全市域の「検地帳」や「村絵図」を網羅する事は出来ませんので、2回の連続企画として展示を行います。写真は、展示資料の宿連寺村検地帳です。
また、同期間に『芹沢介デザイン』も開催されています。
開催期間 平成25年1月20日(日)まで
開館時間 午前9時30分~午後5時
(入館は午後4時30分まで)
開催場所 柏市郷土資料展示室
※所在地:柏市大島田48-1(柏市沼南庁舎2階)
(電話):04-7191-1450
休館日 月曜日(祝日、振替日は開館)
年末年始(12月28日から1月4日)
展示替期間
入館料 無料
内 容 『検地帳が語る柏の村々 ~その1~』
主な展示資料 資 料 名 年 号 所 蔵
1.大室村地詰帳 元和6年 個人蔵
2.柏堀内新田検地帳 享保15年 個人蔵
3.柏中村新田絵図 近世 摘水軒記念文化振興財団
4.逆井村検地帳 元和6年 逆井区
5.酒井根村検地帳 貞享3年 個人蔵
6.宿連寺村検地帳 天正20年 宿連寺区有
7.藤心村検地帳 寛文4年 市史編さん室
8.名戸ヶ谷村検地帳 天正20年 個人蔵
9.名戸ヶ谷村絵図 近世 個人蔵
10.小青田村検地帳 元和6年 個人蔵
11.鷲野谷村絵図 天保7年 個人蔵
12.箕輪村検地帳 元和6年 個人蔵
13.大島田村検地帳 元和6年 個人蔵
14.塚崎村検地帳 元禄15年 個人蔵
15.布瀬村検地帳 天正20年 個人蔵
16.金山村検地帳 天正20年 個人蔵
17.金山村絵図 天保14年 個人蔵
18.利根川流作場絵図 宝暦11年 個人蔵
19.測量具 元治元年 個人蔵