布施弁天界隈の自然と歴史情報

関東三弁天の一つである柏市布施弁天界隈の城跡、神社、仏閣等の歴史的遺産の紹介とあけぼの山近辺の花情報の提供

小林一茶と近藤勇の歴史を歩く―みりんと稚アユと河岸のまち・流山―

2009-10-09 | 歴史
今回紹介する歴史散策は、かって、高瀬船や外輪蒸気船が江戸川を行き交っていた水運の時代の名残が最も感じられる江戸川べりの流山の旧市街の街歩きがコースとなっております。万上みりんや天晴みりんが帆船河岸や蒸気船河岸から積出しされていた経済的活気のあった往時の流山を残す界隈。そして、多摩川まで稚アユを出荷していた時もあった“稚アユ漁のまち流山”を、悠々と流れる江戸川からの眺めもコースに入っております。極めつけは、流山といえば、誰もが自然と口にでる、小林一茶が歩き、近藤勇と土方歳三の別れの地となった歴史の道を歩きます。写真は、流山の地名のもととなったと言わる赤城神社(隣は光明院)のしめ縄で、10月11日(日)にこのしめ縄の付け替えが行われ、10月17日・18日の土・日が同神社の大祭となっており、今回、ここも巡ります。
では、以下にこの歴史散策の概要を紹介します。
開催日時     10月24日(土)13:00~16:00
           ※小雨決行。雨具を用意して下さい。荒天の場合は東京
            理科大学生涯学習センター(03-3267-9462)に確認し
            て下さい。
集合場所     総武流山電鉄「流山駅」改札口前
集合時間     同改札口前に13:00
解散場所     総武流山電鉄「流山駅」改札口前
解散時刻     同改札口前16時に解散予定(歩数約1万歩)
コース案内    ※歩数は約1万歩
          (1)近藤勇陣屋跡の碑・・・新撰組が本陣を敷いた醸造家「鴻
             池」の永岡三郎兵衛の屋敷跡地。
          (2)一茶双樹記念館・・・一茶がたびたび訪れた醸造家「秋
             元」本家跡地。一茶句碑が建つ。
          (3)光明院・・・新撰組が分宿した真言宗寺院。秋元双樹の
             墓、一茶・双樹連句碑が建つ。
          (4)赤城神社・・・上州赤城山由来の山を背にした流山の地名
             伝説の地。10月の「大しめ縄」づくりは勇壮。
          (5)丹後の渡し跡・・・新撰組が綾瀬「金子左内」の屯所を経
             て、流山に入ってきた時に使ったとされる渡し場。
          (6)矢河原の渡し跡・・・新政府軍が近藤勇を板橋に連行した
             時に使った渡し場。
          (7)流山広小路界隈・・・呉服「新川屋」、呉服「ましや」、
             酒屋「安田屋」、寝具「ササヤ」など水運時代からの老
             舗通り。
           ※希望者には徒歩10分の「流山市立博物館」(近藤勇などの
            展示があります)にご案内します。
講  師     新保 國弘 氏(東葛自然と文化研究所 所長)
定  員     30名
費  用     3,000円(保険代、一茶双樹記念館入館料含む)
          ※テキストとして、プリントを配布
主  催     東京理科大学生涯学習センター
問い合せ    同センター(東京都新宿区神楽坂1-3 双葉ビル1階)
          TEL. 03-3267-9462
          FAX. 03-3267-2048 
最後に、新保講師の簡単なプロフィールを。
1944年東京都港区生まれ、流山に住んで33年、地域の自然と文化に魅せられ調査10年。著書 『オオタカの森―都市林「市野谷の森公園」創生への道―』、『水の道・サシバの道―利根運河を考える―』、『論集 江戸川』共著、『普請目論見書 天・地・人』共著など。所属 利根運河の生態系を守る会、日本野鳥の会、利根川歴史研究会、流山市立博物館友の会、日本河川協会など。流山市環境審議会委員、流山市総合計画審議会委員。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 松戸市立博物館 の秋の企画展... | トップ | 柏市の里山ボランティア入門 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

歴史」カテゴリの最新記事