布施弁天界隈の自然と歴史情報

関東三弁天の一つである柏市布施弁天界隈の城跡、神社、仏閣等の歴史的遺産の紹介とあけぼの山近辺の花情報の提供

東日本大震災復興支援 第8回宗吾霊堂紫陽花まつり

2013-06-09 | その他

 

梅雨といえば紫陽花(あじさい)の花が似合いますが、紫陽花の学名は「水の容器」という意味のhydrangea(ハイドランジア)。まさに雨の季節に水を湛えて咲く花の名にぴったりですね。

この紫陽花まつりが、今日、6月9日(土)から宗吾霊堂の名称で知られている、正しくは、「鳴鐘山東勝寺(めいしょうざんとうしょうじ)宗吾霊堂」で、東日本大震災復興支援と銘打った第8回宗吾霊堂紫陽花まつりが開催されます。

この東勝寺は、征夷大将軍坂上田村麻呂(さかのうえのたむらまろ)が房総を平定した際に、戦没者供養のために建立された寺院です。大正10年(1921年)に再建された大本堂のほかに、境内にある宗吾御一代記館(そうごごいちだいきかん)では、江戸時代、藩の重税を将軍に直訴し、農民を救済した義民・佐倉宗吾(さくらそうご)の生涯を学べますが、どちらかというとこちらの呼び名の方が有名となっていますね。

そして、この宗吾霊堂大本堂裏手に広がる境内には、在来アジサイをはじめ、ガクアジサイ・柏葉アジサイなど約7,000株の紫陽花が植えられています。なかでも、柏葉アジサイは1,000株以上あり、これだけ多くの相葉アジサイを見られる場所は少なく、観光客の目を楽しませてくれます。なお、例年の見頃は6月中旬~7月上旬のようですが、今年はどうでしょうかね。

<第8回宗吾霊堂紫陽花まつり>

開催期間     6月9日(日)~6月30日(日)

開催場所     宗吾霊堂/成田市宗吾1-558

            ※所在地:成田市宗吾1-558

主なイベント   期間中、宗吾霊堂大本堂では、箏・尺八や二胡の演奏が行われるほか、

           旧客殿では、お茶会も開催(参加自由、無料)されます。

アクセス     京成宗吾参道駅下車徒歩10分

問い合せ     ★紫陽花まつり

             「紫陽花植樹による観光地づくり」実行委員会 事務局

              (社)成田市観光協会 TEL(0476)22-2102 

           ★宗吾霊堂

            宗吾霊堂 慈眼閣(じがんかく) TEL 0476(27)3131

            ※宗吾御一代記館は、入館料がかかります。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 茨城県守谷にあるアサヒビ-... | トップ | 今年もやってきた平和のいの... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

その他」カテゴリの最新記事