4月9日は市内の中学校と千葉県立高校の入学式が一斉に行なわれ、晴れやかで希望に満ちた子ども達の歓声があちらこちらで聞こえ、華やかな季節です。しかし、ここつくばエキスプレスの柏たなか駅前にある千葉県立柏北高校は、がらんと静まりかえったままである。人、一人の影さえも見えない。むなしくそそりたつ校舎群。単なるコンクリートの固まりとかしているようだ。そう、この高校、千葉県立柏北高校は、市内で唯一この3月に最後の3年生を送り出し、昭和55年4月からの27年間の歴史を閉じた高校なのです。
全国的な生徒急増期に、「理想高揚」を校訓とし、調和のとれた生徒の育成の実現のために「積極実践」を教育目標に掲げてスタートし、この25回目の卒業式が最後となり、総勢約5,600名の同窓生を世に送り出している。
多くの統合反対の署名にもかかわらず、駅前という立地の良さにもかかわらず、この春、悲しい時をむかえたのです。正式に言えば、千葉県立柏西高校と合併された訳ですから、ある意味では新しいスタートともいえるのですがね。合併先の柏の葉にある千葉県立柏西高校も、柏西という名が消え、柏の葉高校として新たなスタートを切らざるを得なかったようです。
こうした少子化の波は、柏市にだけでなく、千葉県全体に及んでいるが、この近辺の県立高校では、流山市にある流山東高校は流山中央高校と平成20年度に統合、湖北高校は布佐高校と平成23年度に統合、松戸市のある松戸矢切高校と松戸秋山高校と同じく平成23年度に統合するということになっている。
そして、この春、他に先駆けて、柏北高校はなくなり、現在、正門・裏門に施錠され、一切中にはいることはできなくなっている。いずれ、高校としての面影もなくなるだろう。跡地がなにになるのか、この地域の発展の用途に使われるのは自明のことと思うのですが、なんなのかがはっきりしない。この土地と建物の所有者が千葉県であるが、一時、県が中小企業育成のためのインキュベーダー施設にするという話もあったが、どうなったかねー。
しかし、ブルトーザーは一体なにをしているのでしょうかね?
もう、柏たなか駅から若さを弾ませて、校舎に向う女子高校生や男子高校生たちの元気な姿を今後、見ることが出来なくなったことは、駅周辺の発展という観点から見ても寂しいかぎりである。出来るならば、同じ文教施設に生まれ変わることを願うのみです。
全国的な生徒急増期に、「理想高揚」を校訓とし、調和のとれた生徒の育成の実現のために「積極実践」を教育目標に掲げてスタートし、この25回目の卒業式が最後となり、総勢約5,600名の同窓生を世に送り出している。
多くの統合反対の署名にもかかわらず、駅前という立地の良さにもかかわらず、この春、悲しい時をむかえたのです。正式に言えば、千葉県立柏西高校と合併された訳ですから、ある意味では新しいスタートともいえるのですがね。合併先の柏の葉にある千葉県立柏西高校も、柏西という名が消え、柏の葉高校として新たなスタートを切らざるを得なかったようです。
こうした少子化の波は、柏市にだけでなく、千葉県全体に及んでいるが、この近辺の県立高校では、流山市にある流山東高校は流山中央高校と平成20年度に統合、湖北高校は布佐高校と平成23年度に統合、松戸市のある松戸矢切高校と松戸秋山高校と同じく平成23年度に統合するということになっている。
そして、この春、他に先駆けて、柏北高校はなくなり、現在、正門・裏門に施錠され、一切中にはいることはできなくなっている。いずれ、高校としての面影もなくなるだろう。跡地がなにになるのか、この地域の発展の用途に使われるのは自明のことと思うのですが、なんなのかがはっきりしない。この土地と建物の所有者が千葉県であるが、一時、県が中小企業育成のためのインキュベーダー施設にするという話もあったが、どうなったかねー。
しかし、ブルトーザーは一体なにをしているのでしょうかね?
もう、柏たなか駅から若さを弾ませて、校舎に向う女子高校生や男子高校生たちの元気な姿を今後、見ることが出来なくなったことは、駅周辺の発展という観点から見ても寂しいかぎりである。出来るならば、同じ文教施設に生まれ変わることを願うのみです。