布施弁天界隈の自然と歴史情報

関東三弁天の一つである柏市布施弁天界隈の城跡、神社、仏閣等の歴史的遺産の紹介とあけぼの山近辺の花情報の提供

祭りが終り、ひまわりの季節が到来

2007-07-22 | 花情報
布施弁天界隈の22町会・自治会の地区祭りは、7月1日から始まり、昨日の21日で全て無事に終了した。14日・15日には雨に降られて中止した地区もあるが、大半は今年も盛大に行われた。写真の御輿は、ある町会で、子ども達によって元気に担がれた子ども御輿である。御輿の真ん中には、我孫子の柴崎神社のお札を入れて練ったせいか、ケガ一つなかったし、きっと、家内安全、五穀豊穣の願いは叶えられるでしょう。
昨日の最後の子ども御輿は、昨日から、夏休みに入ったせいか、特に元気で、三自治会地域内をかけ声も勇ましく、練り歩いた。昨日、あけぼの山周辺におでかけの方には、午後2時から3時30分くらいまで、「わっしょい!わっしょい!」のかけ声がお耳に達していたと思います。
振興住宅街として昭和40年代後半から入居されたこの地域の人々にとっても、その後ここで生まれた人たち達にとっても、35年も過ぎれば、もうここが、ふるさと、としかいいようがなくなり、自然と布施界隈への郷土愛が生まれてきております。
この地区祭りが全て終わると、布施界隈はいよいよ本格的な夏の到来だ。金曜日に太陽が出た時には、今年はじめてのアブラゼミの鳴き声を聞くことも出来たし、あけぼの山公園の下にある貸し出し自転車所のフエンスには、朝顔も咲き始めている。
そして、夏の花の王者、ひまわりの登場だ。あけぼの山農業公園のチューリップ畑の後に植えられたひまわりがぽっりぽっりと咲き始めているが、どういう訳か風車のある方向、東の方向に大輪の花を向けているのである。面積1.2haの土地に約3万本が植えられているが、ここのひまわりは、市の方針で、物陰となる背丈の高い、人が隠れるようなひまわりは植えられていない。ひまわりの迷路等についても、他市ほど関心はないようである。菜の花畑の方に植えられているひまわりは、植えた時期が遅かったためか、成長も今一であり、更にその半分は、種類が違うのか、成長が更に遅いように思える。
チューリップ畑後のチューリップのひまわりが、畑一面に大輪の花を咲かせ切るのは、満開になるのは、やはり参議院選挙の投票日前後(28日~29日)ではなかろうか。
ヒマワリの花言葉は、「敬慕・あなたを見つめる」で、ひまわりには、用途により3種類あるようです。油糧用ひまわり、菓子用ひまわり、そして、園芸用ぼひまわりです。特に園芸用のひまわりの種は、小さく、あけぼの山農業公園に蒔かれる種には、腐らないよう濃いピンク色の防腐剤が塗られており、素手で触ると手が濃いピンク色になります。また、この手についた色は洗ってもなかなか落ちません。しかし、蒔く時に、防虫薬を土に先に入れ、良くかき混ぜてから種を蒔かないと、土の中の虫に食われ発芽しないし、更に出たはかりの新芽はナメクジ等に食べられてしまう。そしtて、棒だけになり、最後にはそれさえも枯れてしまう。また、肥料も充分にあげないと、あおあおと葉が繁らないし、美しい大輪の花も咲かせない。結構簡単に思われるひまわりも大きく育てるには、結構手間はかかるのである。
園芸用ひまわりは、観賞を目的としているので、花が小さく咲くように改良され、八重咲きのものが主流となっています。他の種類と比べると、一際ゴージャスに成長するようです。
しかし、折角咲いたひまわりも、8月の上旬には刈られてしまいます。秋に咲く、コスモスの種を蒔くためです。それと、ひまわりの種が熟さないうちに刈るのは、熟して、種が下にこぼれてからでは、後に植える花にも影響するからです。あけぼの農業公園の花畑は、ローティーションがあって、忙しく、花も人間も大変なようですね。コスモスのあとはビオラだそうです。
7月下旬から8月中旬には、是非、あけぼの山農業公園のひまわりをご覧にいって見てはいかがでしょうか?

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