“地産地笑スペシャル"第2弾は、立川流の人気落語家を集めた「立川流落語まつりin流山」で6月13日に開催されます。
立川流四天王として落語界に新風を吹き込む立川談笑師をはじめ、柏生まれでエール大学出身の変わり種立川志の春や、この秋真打ち昇進を決めた東金市出身の立川こしら、落語会のスピード昇進記録を塗り替えた立川吉笑ら、個性豊かな立川流の精鋭たちが落語の魅力をたっぷりときかせます。では、以下にその概要を紹介します。
開催日時 6月13日(水)
19時~20時45分(18時30分開場)
開催場所 流山市生涯学習センター 多目的ホール
出 演 立川談笑
立川こしら
立川志の春
立川吉笑
対 象 どなたでも
費 用 前売り 2,500円
当日 2,800円
友の会 2,000円
※全席指定
申込み 流山市生涯学習センターで電話予約受付中アクセス
主 催 流山文化のまちづくり実行委員会
流山市生涯学習センター指定管理者カクティオ(株)
問い合せ 流山市生涯学習センター
04-7150-7474
アクセス TX流山セントラルパーク駅3分
次に話題を替えて、映画、「HOME愛しの座敷わらし」を見ての感想を。
水谷豊が主演する家族愛をテーマとした映画という前宣伝に引かれ、市内柏の葉のMOVIXへ見に行きました。ちょうど休みの日だったので、映画館は、人、人、人。
さて、この映画は、最後に近い場面で、主人公がどちらの道を選択するかが最大の見せ場でしたね。主人公が、本社に戻り、プロジェクト開発を継続する道を選ぶか、それとも当初通り左遷地での盛岡で田舎暮らしを満喫する道を選ぶか。幸せを運ぶ座敷わらしを登場させることによって、もう、主人公が選ぶ道は、当初から決まっていたのですね。
そう、主人公がどちらを選んだかはお分かりですよね。いうまでもなく、東京の本社に家族全員で戻る道を選びました。キーワードは、この座敷わらしなのです。もちろん、座敷わらしというのは、ひとつの比喩で、その実態は家族1人1人を思う家族愛、絆のことを言っているのです。
これさえあれば、自然豊かな田舎暮らしと、砂漠といわれるような都会暮らしは、家族にとって対立軸にならない、これをどうやら言いたかったようですね。
田舎暮らしがよくて、都会暮らしが悪いわけではない。家族愛さえあれば、都会で暮らそうが、田舎で暮そうが、同じように幸せに暮らせるということを言いたかったのではないでしょうか。
主人公が、当初の思惑通り、もし、田舎暮らしを選択したら、田舎には幸せがあり、都会にはないということになっちゃうので、さすがにそうはできない。でも、スローライフを信奉する私的は、本音ではそうしてほしかったのですがね。
最後の場面、東京に戻って家族そろって、レストランに食事をしに行った時、スザンヌふんするウェイトレスから、本当は家族は5人なのに、6人ですねと言われて、家族全員で6人と言ったシーンがその象徴でしょう。そう、座敷わらしも東京に一緒についてきたのですからね。
映画としては、美しい田園風景をバックに、時間がゆっくりと流れ、テーマとしてもさらっと流し暗くなく、家族連れでも楽しめるもので、おまけに原作にないお祭りのシーンも組み込まれ、結構肩がこらず、よかったです。