布施弁天界隈の自然と歴史情報

関東三弁天の一つである柏市布施弁天界隈の城跡、神社、仏閣等の歴史的遺産の紹介とあけぼの山近辺の花情報の提供

我孫子市の小学校給食でセシウム牛肉を使用と野田市郷土博物館での市民コレクション展

2011-07-28 | その他
放射性物質に汚染されていた稲わらを飼料として給与された可能性のある福島県、宮城県、山形県、岩手県、新潟県、静岡県、岐阜県、群馬県産の牛1400頭の個体識別番号が、厚生労働省より7月18日より順次公表されました。
その間、我孫子市教育委員会としても、学校給食に使用されていないか照合してきたところ、対象の岩手県産牛肉が市内小学校の1 校の学校給食に使用されていたことが判明。その概要は以下の通りです。
1.当該学校名
  ・我孫子市立我孫子第一小学校(校長 氏田 青津子) 児童数 592名
   我孫子市寿1-22-10 ℡04-7184-0415
2.内容
 (1)牛の個体識別番号 02479-55125
 (2)給食の使用日 平成23年7月12日(火)
 (3)給食の使用献立 チリコンカーネ(メキシコ風大豆のミートソース煮込み)
 (4)給食の使用量 全体で6.2kg、児童一人当たり10g
3.判明の経緯
 (1)新聞報道等で福島県産の牛肉に高濃度の放射性物質が検出されたことから、7月13日から、4月~7月の学校給食に使用した牛肉について、産地と個体識別番号の調査を開始した。その段階で福島県産の牛は4頭使用していたが、番号の一致は認められなかった
 (2)7月22日に追加で、513頭の牛の個体識別番号が厚生労働省より公表された。その中の1頭が、学校給食で使用した岩手県産の牛の番号に一致していた。
納入業者に個体識別番号が間違っていないか確認し、同牛肉の在庫がまだあれば検査のための提供を求めた。
 (3)第一小学校に、この間の経緯を伝えるとともに、使用献立、使用量、保存食等を確認した。
7月25日に、牛肉問屋にこの牛肉の在庫があるとの連絡を受けましたので、現在、その牛肉の放射能検査を実施する準備を進めています。検査結果が判明しだい公表いたします。
4.問い合せ
  我孫子市教育委員会 学校教育課
  電話:04-7185-1267

次に話題を替えて、平成23年度市民コレクション展「小さなポケットにつめた大きな夢~野中健一さんの宝モノ~」について、以下に紹介します。
野田生まれ、野田育ちの野中健一さん(元個人美術館「小さなポケット」館長)は、30年以上にわたって自らが「面白いな」「楽しいな」と思う視点で、様々なモノを集めています。絵画や陶器などの美術品から玩具、機械の部品、仕事先や野田に係わる品々など、その数は実に7000点以上に上ります。
本展覧会では、野中さんの集めた宝モノの一部とともに、宝モノを通じて生まれた沢山の出会い、収集と並行して続けている弟の介護など、野中さんのキャリアを紹介しています。
展示室には、集めた宝モノをより多くの人たちに見てほしいとオープンした個人美術館「小さなポケット」のエピソード、作品や人との出会いで感じたことを表現した俳句や踊りなど、野中さんの「まずは自分が楽しもう、そしてお客さんも楽しんで欲しい」という想いが溢れています。
開催期間     9月26日(月)まで
開催時間     午前9時~午後5時
休   館     火曜日
入館料       無料
問い合せ     野田市郷土博物館
           電話 : 04-7124-6851
           Eメール: info@noda-muse.or.jp
<関連の催し>
(1)出品者によるギャラリートーク
   日時/8月28日(日)14時~15時
(2)寺子屋講座・芸道文化講座
   「私が出会った宝モノたち~自分なりの楽しさを探して~」
   講師/野中健一氏(元個人美術館「小さなポケット」館長)
   日時/9月18日(日)13時30分~15時30分
   参加費/大人500円、学生250円、中学生以下無料
     ※寺子屋講座は申込が必要です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする