布施弁天界隈の自然と歴史情報

関東三弁天の一つである柏市布施弁天界隈の城跡、神社、仏閣等の歴史的遺産の紹介とあけぼの山近辺の花情報の提供

柏の葉コミュニティフォーラム

2010-03-16 | その他
新しい都市開発や社会実験が展開されている「柏の葉キャンパスタウン」。この創りつつある街は、どんな街になるのでしょうか。そして、その街の未来を支える「サスティナブル(持続可能)」を確保するにはどうすればよいのでしょうか。
これから紹介するフォーラムは、平成21年度千葉県持続可能な国際都市づくりのための担い手育成支援事業「柏の葉コミュニティグリッドーー持続可能な空間計画と社会運営のシステム試案」の一部として実施されるそうです。
目的は、国際都市をこのTX柏の葉キャンパス駅前に創り上げることのようですね。ですから、従来柏市が唱えてきた各地域ごとに作り上げてきたふるさと協議会主体の街づくりでも、各町会・自治会主導の街づくりではないようですね。
この国際都市の街づくりを推進するという視点は、そういう意味では、いままでの柏市にはない視点に思えます。だからか、この主体となるのは、大学や企業等なんですね。
国際会議場とかを建設して同駅前を国際都市にするのは、これからの企業や大学にとっては、大変メリットのありますが、それだけの需要が、この柏の葉キャンパス駅周辺に実態として存在しているのでしょうか。浦安のデズニーみたいに国際的資源があれば、国際都市化というのもわかりますが、この柏の葉周辺にそれだけのものが、今も、今後の作り上げられるものでしょうか。この辺、部外者の私にはさっぱりわかりませんが、どうも、棲んでいる住民にとっては、直接関係ない国際都市と思えるのですが、いかがなもんでしょうかね。つまり、同駅前だけでなく、従来の県立柏の葉公園の近くにある住宅街の住民にとっては、関係のあるものではないようですね。
だから、2007年6月に設立された主催者であるIDCK(柏の葉イノベーションデザイン機構)の構成団体が、東京大学+柏商工会議所+三協フロンティア+三井不動産他なんだろうと思います。
いずれにしても、街の国際化という視点は、今までの柏市民にとって考えてもみる必要がなかったものですから、市民としても、これを真剣に考えてみるのも面白いかもしれませんね。
では、以下にそのフォーラムの概要を紹介します。
開催日時      2010年3月23日(火)
             15:00~18:00(開場14:30)
開催場所      柏の葉アーバンデザインセンター(UDCK)
             ※つくばエクスプレス柏の葉キャンパス駅徒歩1分
プログラム     ☆15:05~15:25
             報告
             コミュニティグリッド研究の背景と成果
             <スピーカー>
               三牧 浩也 氏(東京大学特任研究員)
            ☆15:25~16:05
             基調報告
             ふるさと見分け、ふるさとづくり
             <講師>
              桑子 敏雄 氏(東京工業大学 教授)
            ☆16:20~17:50
             持続可能な地域運営の仕組みを考える
             <パネリスト> 
              岡部 明子 氏(千葉大学 准教授)
              三牧 浩也 氏(東京大学特任研究員)
              南條 洋介 氏(柏市役所公園緑政課長)
             <デレクター>
              清家 剛 氏(東京大学 准教授)
対   象     どなたでも
費   用     無料
主   催     柏の葉イノベーション・デザイン機構(IDCK)
協   力     千葉県、柏市、柏の葉アーバンデザイン
問い合せ     柏の葉アーバンデザイン
           電話   04-7140-9686
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