布施弁天界隈の自然と歴史情報

関東三弁天の一つである柏市布施弁天界隈の城跡、神社、仏閣等の歴史的遺産の紹介とあけぼの山近辺の花情報の提供

天満敦子ヴァイオリン・リサイタル

2008-10-22 | その他
名器ストラディヴァリウスの響きというサブタイトルがついている天満敦子ヴァイオリン・リサイタルを主催するのは、旧沼南町でより良い音楽を聴く会を開いているサークルあんだんて。あんだんては、都心の音楽会へなかなか行けない主婦が中心となり、地域の中にいて身近なところでよい音楽に接したいという思いから、1980年3月(昭和55年)に発足している。毎年1~2回、優れた演奏家を招き、柏市沼南公民館(旧 沼南町中央公民館)でコンサートを開催してきている。身近でよりよい音楽に触れ、演奏家と聴衆が交流を図りながら、地域の音楽文化の向上に役立ちたいと願っているサークルのようです。
このサークルは、会員制で会費で運営され、入会は随時可能。コンサートに参加された方は自動的に会員となり名簿に記載され、次回からコンサートの案内を自動的に受け取ることが出来ます。会員はアンケートや懇親会で意見を述べることが出来ると共に、常に企画運営に関わることも可能。現在は、コンサートに参加するごとに徴収する形をとっており、1回2,000円です。
連絡先は、【E-mail】はtoandante@hotmail.comとなっております。
それでは、早速、このリサイタルの概要を以下に紹介します。
開催日時    2008年11月16日(日)開場 13:30  開演 14:00
開催場所    柏市沼南公民館 大ホール
          ※所在地: 柏市大島田440-1 TEL: 04-7192-1111
出  演     ヴァイオリン 天満敦子
          ピアノ    吉武雅子
曲  目     バッハ・・・・・・アダージョ
          マスネ・・・・・・タイスの瞑想曲
          カッチーニ・・・・アヴェ・マリア
          ファーマー・・・・ホーム・スイート・ホーム
          ショーソン・・・・ポエム
          小林亜星・・・・・地平を翔る風
          ラフマニノフ・・・ヴォカリーズ
          ベートーヴェン・・ソナタ第5番「スプリング」
          ポルムベスク・・・望郷のバラード
対  象     どなたでも
費  用     2,000円 全席自由
主  催     サークルあんだんて
後  援     柏市教育委員会、柏市文化連盟
問い合せ     乾 TEL: 04-7191-0347
最後に出演者の簡単なプロフィールを。
まず、天満 敦子(てんま あつこ)氏・・・ヴァイオリン
東京芸術大学大学院修了。海野義雄、故レオニード・コーガンらに師事。 東京芸術大学在学中に日本音楽コンクール第1位、ロン=ティボー国際音楽コンクール特別銀賞等を受賞。以来国際的に活躍中。93年にルーマニアの夭逝の作曲家ポルムベスクの「望郷のバラード」を日本に紹介。クラッシック界異例の大ヒット曲となり、以後この作品は天満敦子の代名詞とも言われるようになった。CDも数多く録音し、93年の「望郷のバラード」は5万枚を越える大ヒットとなった。また「望郷のバラード」との巡り会い10周年を記念して2003年秋に発売された「Balada」(キングレコード)、2004年に発売の「シルクロード浪漫」、DVD「望郷のバラード 天満敦子 in 葉山 2004」も大好評。また同年11月には待望のバッハ「無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ」全曲CDが発売され、楽壇の注目を集める。2005年4月には天満ファンを自認する小林亜星の書き下ろし作品3曲を含む〈日本のうた〉アルバム「ねむの木の子守歌」(第47回日本レコード大賞企画賞受賞)、9月にはオルガンの小林英之と共演した「祈り」、さらに2006年9月には最新作「ツィゴイネルワイゼン」をリリース。 テレビ、ラジオ出演も多く、天衣無縫、個性味あふれる語り口と、ステージにおける強烈な自己投入が、広く人々から愛されている。現在、東邦音楽大学大学院教授。使用のヴァイオリンはアントニオ・ストラディヴァリウス晩年の名作。弓は伝説の巨匠イザイの遺愛の名弓。
次に、吉武 雅子(よしたけ まさこ)氏・・・ピアノ
東京芸術大学音楽学部付属高校、同大学器楽科卒業。高尾茂治、守田和子、馬場和世、故井口秋子、林美奈子、佐藤俊、室内楽を辛島輝治の各氏に師事したが、当代屈指のアンサンブルの名手、田村宏氏には長年にわたり格別の薫陶を受けている。海外では、コンラート・ハンゼン、アレクサンダー・イエンナーの各氏の指導のもとに室内楽及び歌曲と器楽伴奏の研鑽を積む。芸大在学中よりヤマハ、ベーゼンドルファー主催のコンサート及びNHK-FM「午後のリサイタル」などに出演。歌曲伴奏者としても、数多くの歌手と共演。芸大3年生の折、田村宏教授の推薦でヴァイオリニスト天満敦子の伴奏を始め、共演歴は15年に及ぶ。国際交流基金の要請により、天満とともに中国、中近東を歴訪。1999年9月東京文化会館(小ホール)にて初のソロ・リサイタルを行い、専門誌で高い評価を得た。2004年、紀尾井ホールでプラハ室内管弦楽団と共演し、聴衆を魅了。また天満敦子のCD「Balada」、「シルクロード浪漫」、「ねむの木の子守歌」でも、天満との名コンビ振りを発揮している。日本演奏連盟会員。現在洗足学園音楽大学準教授、東邦音楽大学講師。
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