布施弁天界隈の自然と歴史情報

関東三弁天の一つである柏市布施弁天界隈の城跡、神社、仏閣等の歴史的遺産の紹介とあけぼの山近辺の花情報の提供

正月を前にした「正月準備と正月風景」の企画展

2007-12-22 | 歴史
本当に、もう幾つか寝るとお正月ですね。学校も昨日で終了し、子供たちにとっては、クリスマス、お正月と楽しい冬休みの始まりですね。このお正月の行事の風景を中心に、準備が行われる師走から小正月、季節を分ける節分までをテーマに取り上げ、企画展を行っている歴史民俗資料館が竜ヶ崎市にあるのでご紹介します。
企画展のタイトルは、「願いを込めて」――正月準備と正月風景――で、平成19年12月1日から平成20年2月3日まで開催されています。
それでは、今日の12月22日以降の主なイベントを紹介します。
展示解説会    平成20年1月5日(土)、20日(日)
            午前10:30~、午後1:30~(各30分)
たこ揚げ(六角たこ)名人の技をみよう
           平成20年1月6日(日)午後1:30~
ならせ餅を作ろう・雑煮を食べよう
           平成20年1月13日(日)午前10:00~
鳥追いに参加しよう
           平成20年1月14日(月)午後5:30~
そして、記念講演会
           日時  平成20年1月14日(月)午後1:30~3:00
           演題  「小正月の祈り」
           講師  石本敏也(聖徳大学人文学部日本文化学科講師)
           募集  人数先着60名
上記のような展示や関連事業を通して、先人たちが残してきた習わしや正月行事に込めた願いに思いをはせ、これらの行事を今も伝承している地域の人たちを暖かく見守っていこうということが、どうやら趣旨のようですね、今回の企画展の。
では、この竜ヶ崎市歴史民俗資料館とは、どういうものでしょうか。紹介します。常設展として、八坂神社祇園祭礼の最終日に行われる国選択無形民俗文化財「撞舞(つくまい)」の4分の1模型をはじめ、原始古代から近現代までの土器や道具、古文書などが展示されている。特に興味が深いのは、竜ヶ崎は江戸時代、水戸藩を通り越してなんと伊達藩(伊達政宗)の領地だったことがあり、その関係資料がも展示されていることである。実際自分の目で確認して頂ければ。
また、屋外展示としては、関東鉄道竜ヶ崎線で活躍した蒸気機関車や、商家の店先や農家の納屋等を再現した建物がある。
更に、れきみんシアターでは「まんが日本史」が無料で土曜日に上映されている。
そして、企画展があり、今回の企画展が上記の正月関係のものというわけです。
ここは、関東鉄道龍ヶ崎駅から、徒歩20分の龍ケ崎市馴馬町2488番地にあり、入場は無料です。開館時間は9:00~16:30で、原則、休館日は月曜日・毎月の末日・年末年始(※ 上記が休日の場合は開館し、翌日が休み)です。また、資料の閲覧・撮影・模写などの相談に応じているようです。問い合わせ先の電話番号は、0297-64-6227となっております。
是非、お正月にお出かけになり、先人たちが込めた正月の意味を吟味してみてはいかがでしょうか?

コメント
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