とりあえず一所懸命

鉄道の旅や季節の花、古い街並みなどを紹介するブログに変更しました。今までの映画や障害児教育にも触れられたらと思います。

豊後森駅界隈に行ってきました。

2012-10-06 22:53:39 | 写真日記

先日のブログでも紹介しましたが、映画「僕達急行 A列車で行こう」に影響されて、

どうしても旧豊後森機関区の扇形機関車転車台跡地が 見たくなりました。

場所は大分県玖珠郡玖珠町です。日田や湯布院の近くになります。

けっこう遠いのですが、どうしても行きたい場所だったので無理して出かけることにしました。

朝早く高速に乗り、山陽道、九州道を通り、鳥栖JCから大分自動車道に入ります。

混んでいたら、東九州自動車道で北九州空港の方に迂回してそれから10号線経由で向かうことも考えていました。

車は多かったのですが、思ったより進んでいたので、そのまま高速で走って行きました。

でも、突然渋滞の知らせが入ってきます。福岡~筑紫野間10㎞渋滞だそうです。

「しまった…」と思ってももう手遅れです。仕方なく流れに沿って行くしかありません。

何とか大分道に入るとまた調子よく走ることができます。

玖珠ICで降りるとすぐに道の駅「童話の里くす」があります。トイレ休憩がてら立ち寄ることにします。

ここは大分です。やっぱり最初に目につくのはしいいたけの販売です。

大きなしいたけを目の前で焼きながら販売しています。

 

私はしいたけが大嫌いです。この世の中で一番嫌いと言ってもいいと思います。

でも、世間の人たちには飛ぶように売れていました。

秋ですから新米の季節でもあり、いろんな収穫物のなかで何となく華やかな感じがしていました。

 

でも、桃太郎のオブジェがあったり、山の中腹にも赤鬼が出迎えていたりと、どうして「童話の里」なのか合点がいきません。

これは、あとあとわかってくることなのですが…

ゆるキャラも登場してますますお祭り気分を盛り上げます。

豊後森のゆるキャラは“モリリン”だそうです。

背中にはしいたけを満載したかごをしょっています。ちょっと働き者のようです。

  

道の駅の近くに「豊後森駅」はあります。

駅から少し歩いた所に目的の機関区はあります。

三脚を立てて、超広角のレンズを据えて、F22まで絞り込んで撮影しました。

大分県玖珠町の豊後森駅は、久留米駅と大分駅をむすぶ久大本線の駅です。

その構内に今では珍しい扇形の機関庫(扇形庫)が廃墟状態で残っています。

電気・ディーゼル機関車と異なり、前後の区別がある蒸気機関車は方向転換に転車台という回転装置を必要とします。

機関車を収容する機関庫を転車台を中心に扇形にすれば効率的なので、蒸気機関車の時代には各地に扇形庫が建設されました。

蒸気機関車の廃止後は扇形庫も次第に解体され、国内にはもはや数カ所しか残っていません。

また、現存する扇形庫はだいたい現役で使われており、豊後森機関庫のように廃墟のまま解体されずに残っているのはかなり珍しい事例です。

豊後森駅の開業は1929(昭和4)年。扇形庫が竣工したのは1934(昭和9)年で、1970(昭和45)年に廃止されました。

まるでギリシャ神話の宮殿を思わせるような優雅な姿なのですが、廃墟の姿で現れてくるだけにいろんな思いを感じさせる場所です。
 
関係者以外柵の中に入ってはいけないとロープが張られているのがとても残念です。
 
もう少し近くで撮影できると、もっとリアルな姿が撮影できるのに…
 
でも、満足のいく撮影になりました。
 
今度は、現役の豊後森駅に行って撮影をしました。
 
 
 
駅まで行くと、“ゆふいん号”の到着まで10分少々だったので入場券を買って待つことにしました。
 
まるで本物のてつおくんです。
 
ここまで撮影に来ているだけでも十分その要素があるかもしれません。
 
 
 
木製の電柱が何ともいい感じをだしています。
 
ホームには一人しか乗客はいません。
 
大分方面のゆふいん号を待つこと10分やっと来ました。
 
 
  
 
ゆふいん号と機関庫のツーショットもねらいの1つでした。
 
何とかまとまった感じがします。
 
 
次回は森町界隈の紹介をしたいと思います。
 
 
 
 
 

 

 

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