とりあえず一所懸命

鉄道の旅や季節の花、古い街並みなどを紹介するブログに変更しました。今までの映画や障害児教育にも触れられたらと思います。

石鎚山(1982m)に登りました

2010-11-04 00:12:06 | 週末は山にでも
足を痛めてから高い山は敬遠していて、近隣の低い山ばかりを散策していました。
ブログにも掲載しようと思いながら、後回しにしていたので、久しぶりの山登りの記事です。

昨年も11月3日に九州の久住山に登っています。
今年も11月3日になりました。
今回は四国の霊峰石鎚山です。
この山は近畿以西の最高峰ということになっています。

家庭の事情から泊まってゆっくり登山ということにはならないので、
日帰りという強行スケジュールを計画しました。

朝5時前に車で出発して、安上がりのアプローチということでフェリーには乗らずに
しまなみ海道を経由していくことにしました。
これが思っていたより時間がかかりました。
こんなことならフェリーの方が良かったかも…という後悔をしながら…

でも、天気が良かったので、しまなみ海道の橋がとてもきれいでした。
この橋のフォルムがなぜか好きなんです。
ずっと眺めていたいくらいです。

しまなみ海道から、一般道を経由して松山自動車道に乗り、松山で降りました。
そこから面河渓谷を経て、石鎚スカイラインを通って、土小屋に向かいます。

土小屋に着いたのが10時過ぎていて、駐車場はすでにどこも満車でした。
紅葉がピークだし、登山者だけではないようです。

やっと駐めるスペースを見つけて、登山の準備を始めて登山口に着いたのは10時半でした。

 

しばらく歩いていくと山頂まで4.6Kmの標識が出てきました。
傾斜もきついところもあるので、目標時間を2時間に設定しました。

しばらくはゆるやかな登りが続きます。
スタートして30分が一番きついので、このくらいの登りが続くと楽です。

 

そう思っていたのは、すぐに終わりました。
この日は、朝からとても天気が良かったみたいで、放射冷却が一段と進んでいたようです。
登山道には霜柱があったらしく溶けてぐちょぐちょになっていました。
おまけに北側斜面はまだ凍ったままで、岩や木の橋は大変滑りやすい状態です。

 

この滑りやすい状態は、大変です。
緊張感の連続で登っていきました。
この時間にはすでに下山される人も多くて、離合ができないのでなかなかきびしいものがあります。



正面に瓶ヶ森が見えるのですが、ゆっくり眺めている余裕もありません。
後ろからも登山者は次々に来るし、下山者もいる。
橋が渡れなくて立ち往生をしている初心者もいるという状況がずっと続きます。

何とか鎖場までたどり着きました。
鎖場も混雑しているし、今回は膝の調子を見たいということもあり、迂回路を取ることにしました。
きっと鎖も冷たいだろうなという思いもありました。

迂回路は、霧氷がみごとな景色を作っていました。
…ということは影ということで、木の階段も石も見事につるつるです。
四つ這いになって登る人もいました。
でも、この姿勢は大変危険だということを知っていないのです。
見事に大渋滞だし、けが人が出なければいいが…
と思うくらい年配の登山者が多いのです。
転んだら絶対骨折するだろうな…と心配をしながら、
渋滞する場所で撮影もおこたりません。

 

 

取りあえず、最初の山頂の弥山(1974m)に着きました。
2時間を少し切るくらいで渋滞していた割にはまあまあのペースで登ってくることができました。

山頂付近は、これでもかというくらいの大渋滞でした。
「足の踏み場もない」までは行きませんが、「お尻の置き所がない」状態でした。

 

山頂を目指すと言うことで、天狗岳(1982m)に向かいました。
ここは大変やせ尾根です。
こちらもたくさんの人が移動するのでなかなか大変です。

 

弥山に戻ってからいつもの昼食です。
ガスのバーナーででうどんを作ります。
すぐ隣の人はカップヌードルを食べていました。
ほとんどの人はおむすびみたいでしたが、この日のおむすびは冷たかったと思います。

弥山の山頂には神社があり、修験者の山という雰囲気が伝わってきます。



いつもの証拠写真を撮影して、下山の準備に入りました。

 

下山がまた大変です。
登り以上に滑ります。
みんな必死の形相です。
追い越せるところは何とか追い越して、下っていきました。
気をつけていたのですが、一度だけ尻餅をついてしまいました。

南斜面に行くと、気持ちのいい下りになります。



行き帰りの緊張からか、下りはいつも以上に疲れました。
駐車場に着いてから、近くの紅葉を撮影しました。

 

 








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