とりあえず一所懸命

鉄道の旅や季節の花、古い街並みなどを紹介するブログに変更しました。今までの映画や障害児教育にも触れられたらと思います。

田布施町ふるさと詩情公園の桜

2020-04-24 22:13:33 | 写真日記

隣町の田布施川沿いの桜を紹介します。(4月9日の画像)
平日の早い時間に行ったので、歩いている人は誰もいなくて、ゆっくり写真を撮ることができました。
隣町の田布施町はちょっと変わった町で昔から不思議な感覚で見ていました。高校時代は、田布施町を通り越して平生(ヒラオ)町との境にある高校まで毎日自転車で通っていました。
田布施町は、岸信介、佐藤栄作という兄弟の出身ということで昔は全国的にも有名だった町です。今でも町の資料館には二人のコーナーがドーンと置いてあるような町です。
その縁が関係しているのかよくわかりませんが、町庁舎の設計が世界的にも有名な建築家丹下健三氏によるものです。他にも氏の設計による天正皇大神宮教本部道場という何とも不思議な建物があります。
川沿いの桜並木に加え、小高い山を削って公園を作っています。併せて「ふるさと詩情公園」と何とも不思議なタイトルの公園になっています。何で詩情なの?と思うのですが、そこに童謡・唱歌の歌碑が30基もあります。田布施とは縁もゆかりもない歌ばかりです。
こういうところにお金を使うのが田布施なんだと感心させられます。
若い時には苗木だった桜が、今は見事な桜に成長してこの辺りでは一番の桜の見どころになっていると思います。

 

 

川沿いも見事な桜なのですが、ふるさと創生資金で作られた丘から見る景色もなかなかなのです。作られた時は、何でこんなもの作るんだろう?と少し若かったせいか否定的に見ていました。
丘の上の広場には「今日の日はさようなら」の歌碑があります。コンセプトは童謡・唱歌だったはずなのにこの歌はどこに入るのでしょう?“フォークの女王”森山良子さんが歌っていたはず。このあたりに拘らないのが田布施たる所以かもしれません。

 


上の2枚目の後ろに写っている建物が丹下氏設計の件の宗教道場の建物です。

ふるさと詩情公園に桜の撮影に行った時に丘の上から山陽本線が見えることを発見しました。
次の日に400mmズームと三脚を持ってもう一度出かけました。暇というか、鉄オタというか、変わり者です。桜がきれいになる時間帯ということで午前中の家事全般が終わる頃に出かけました。行く途中に前々から狙っていた鉄道スポットにも立ち寄りました。外から見ると桜はまだまだという感じだったのですが、現地に行くと桜はちょっと遅かったようです。そこで、桜がきれいに入ることを優先して鉄橋と電車をぼかしてみました。


ふるさと詩情公園の一番角で三脚を立てて、400mm据えるとちょっと目立ちます。通勤時間帯だったら30分に一度、私の電車が来るのですが、私の行った時間帯だと1時間に1本しか来ません。コンビニで買ったお茶を飲みながらとにかく待つしかありません。まあ、天気も良かったしぼんやりとした時間は何とも申し訳ないほど、幸せな時間でした。

 

 


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