大谷翔平選手、対レンジャーズ戦で3試合ぶりの42号。ダイヤモンドを一周しながら、髪をかき上げた仕草がカッコいいとネットでも評判を呼んでいました。何をしてもサマになるのが大谷選手のすごいところですね(笑)
さて、山陰旅行の続きです。照りつける太陽の下、松江の街を散策し興雲閣のカフェで涼んだ後は、従姉妹たちと会う玉造温泉「湯之助の宿 長楽園」に向かいました。
開湯は奈良時代初期と伝えられ、日本でも最も古い歴史をもつ温泉に挙げられる玉造温泉。天平5年(733)に聖武天皇に奏上された出雲風土記で、「神の湯」と称えられた山陰の名湯です。
「湯之助」とは温泉の管理・差配を行う松江藩の官職で、長楽園の礎を築いた長谷川家が江戸時代、藩主から命じられて玉造温泉の維持管理を行ってきたことに由来します。
広くゆったりとしたロビー。
版画家、棟方志功の絵が飾ってありました。画伯が、長楽園が誇る庭園露天風呂「龍宮の湯」にインスピレーションを得て描いたものだそうです。
その庭園露天風呂、男性側の入り口。
これが、日本一の広さを誇る大露天風呂(なんと120坪!)。混浴で、男性も女性も紙でできた湯浴み着を着用して入ります。正面に男性用の脱衣場、左側には女性用の脱衣場と女性専用露天風呂があります。(写真は長楽園HPからお借りしました)
従姉が取ってくれた部屋は、山荘特別室 "常盤之間"。写真正面に進むと、昭和57年の島根国体(くにびき国体)に際して、昭和天皇がお泊りになった御座所が保存されています。
広々とした常盤之間。専用の庭に面した縁側には、マッサージチェアも置いてありました。
露天風呂は、もちろん源泉かけ流し。
外からの視界が完全に遮られているので、青空と庭を眺めながらのんびり浸かれます。
内風呂も含めて、長楽園ではすべてのお風呂が源泉かけ流しなのだそうです。
天皇御座所は、長く開かずの間となっていましたが、令和に入ってから一般に公開されました。
廊下を進むと左手に、島根県要人のご挨拶を受けられた拝謁の間があります。
長楽園に御臨泊された皇室の方々の写真が廊下に飾ってありました。
にこやかなお顔で手を振る昭和天皇。懐かしい表情ですね。
皇太子・皇太子妃時代の上皇ご夫妻。昭和42年(1967)、島根県ご視察に際しての写真です。
奥の部屋は、昭和天皇ご夫妻がお寛ぎになった御居間。池に鯉が泳ぐ広い庭に面しています。
広々とした御寝室。
御座所内には、島根県ゆかりの芸術家の手になる掛け軸や陶磁器をはじめ、数々の名品が当時のまま残されています。
御召替えの間。
昭和天皇は、下駄を履いて庭を散策されたそうです。
さて、全員そろって夕食タイム。従姉妹二人と私たち夫婦4人で食卓を囲みました。
前菜の夏の旬彩盛り合わせは、鰻のぽん酢ジュレや海老のテルミドール、島根県産の焼きさば棒寿司など、和洋折衷の前菜。
私が頼んだ島根県奥出雲酒造の「仁多米 純米大吟醸」は、吟醸の香りとふくよかな旨み、すっきりとした味わいでした。
先日の「花の木」の時もそうでしたが、飲んだのは私だけ。私の従姉妹たちは、誰もお酒を嗜まないようです (^^ゞ
透き通るような真鯛の薄造り。(撮る前に手をつけてしまいましたが……💦)
味わいゆたかな島根和牛のしゃぶしゃぶ。添えてあるのは、好みでダシに入れて味の変化を楽しむ柚子胡椒とコラーゲンのキューブです。
のどぐろの若狭焼き、えびの天ぷらなど。
ご飯はアワビの釜めしだったのですが、写真を撮り忘れました (^^ゞ
お椀は、山陰特産の飛魚とあおさの真丈。
デザート3種(アイスクリーム、夏みかん羊羹、チョコレートケーキ)。
摺り下ろしてアイスにかける薬膳セット。左から順に、キンモクセイ(金木犀)、サンザシ(山査子)、黒胡麻、コトウニク(胡桃肉)、ヨクイニン(慧苡仁)。自分で調合して、薬研ですりおろします。
それをアイスにかけて、体の中から健康に……。
チョコレートケーキは食感ふわふわ。思ったよりも甘さは控えめで、辛党の私でも美味しく食べられました。
長楽園のお湯は、無色透明の硫酸塩・塩化物温泉。庭園露天風呂と内湯の大浴場にそれぞれ1回、あとは部屋の露天風呂に何度か入りましたが、肌ざわりがよくしっとりと滑らかなお湯でした。
翌日は宿を出て、従姉の家でゆっくりコーヒーを飲んでから足立美術館へ。この日は、岡山県湯原温泉に宿泊しました。
さて、山陰旅行の続きです。照りつける太陽の下、松江の街を散策し興雲閣のカフェで涼んだ後は、従姉妹たちと会う玉造温泉「湯之助の宿 長楽園」に向かいました。
開湯は奈良時代初期と伝えられ、日本でも最も古い歴史をもつ温泉に挙げられる玉造温泉。天平5年(733)に聖武天皇に奏上された出雲風土記で、「神の湯」と称えられた山陰の名湯です。
「湯之助」とは温泉の管理・差配を行う松江藩の官職で、長楽園の礎を築いた長谷川家が江戸時代、藩主から命じられて玉造温泉の維持管理を行ってきたことに由来します。
広くゆったりとしたロビー。
版画家、棟方志功の絵が飾ってありました。画伯が、長楽園が誇る庭園露天風呂「龍宮の湯」にインスピレーションを得て描いたものだそうです。
その庭園露天風呂、男性側の入り口。
これが、日本一の広さを誇る大露天風呂(なんと120坪!)。混浴で、男性も女性も紙でできた湯浴み着を着用して入ります。正面に男性用の脱衣場、左側には女性用の脱衣場と女性専用露天風呂があります。(写真は長楽園HPからお借りしました)
従姉が取ってくれた部屋は、山荘特別室 "常盤之間"。写真正面に進むと、昭和57年の島根国体(くにびき国体)に際して、昭和天皇がお泊りになった御座所が保存されています。
広々とした常盤之間。専用の庭に面した縁側には、マッサージチェアも置いてありました。
露天風呂は、もちろん源泉かけ流し。
外からの視界が完全に遮られているので、青空と庭を眺めながらのんびり浸かれます。
内風呂も含めて、長楽園ではすべてのお風呂が源泉かけ流しなのだそうです。
天皇御座所は、長く開かずの間となっていましたが、令和に入ってから一般に公開されました。
廊下を進むと左手に、島根県要人のご挨拶を受けられた拝謁の間があります。
長楽園に御臨泊された皇室の方々の写真が廊下に飾ってありました。
にこやかなお顔で手を振る昭和天皇。懐かしい表情ですね。
皇太子・皇太子妃時代の上皇ご夫妻。昭和42年(1967)、島根県ご視察に際しての写真です。
奥の部屋は、昭和天皇ご夫妻がお寛ぎになった御居間。池に鯉が泳ぐ広い庭に面しています。
広々とした御寝室。
御座所内には、島根県ゆかりの芸術家の手になる掛け軸や陶磁器をはじめ、数々の名品が当時のまま残されています。
御召替えの間。
昭和天皇は、下駄を履いて庭を散策されたそうです。
🍀
さて、全員そろって夕食タイム。従姉妹二人と私たち夫婦4人で食卓を囲みました。
前菜の夏の旬彩盛り合わせは、鰻のぽん酢ジュレや海老のテルミドール、島根県産の焼きさば棒寿司など、和洋折衷の前菜。
私が頼んだ島根県奥出雲酒造の「仁多米 純米大吟醸」は、吟醸の香りとふくよかな旨み、すっきりとした味わいでした。
先日の「花の木」の時もそうでしたが、飲んだのは私だけ。私の従姉妹たちは、誰もお酒を嗜まないようです (^^ゞ
透き通るような真鯛の薄造り。(撮る前に手をつけてしまいましたが……💦)
味わいゆたかな島根和牛のしゃぶしゃぶ。添えてあるのは、好みでダシに入れて味の変化を楽しむ柚子胡椒とコラーゲンのキューブです。
のどぐろの若狭焼き、えびの天ぷらなど。
ご飯はアワビの釜めしだったのですが、写真を撮り忘れました (^^ゞ
お椀は、山陰特産の飛魚とあおさの真丈。
デザート3種(アイスクリーム、夏みかん羊羹、チョコレートケーキ)。
摺り下ろしてアイスにかける薬膳セット。左から順に、キンモクセイ(金木犀)、サンザシ(山査子)、黒胡麻、コトウニク(胡桃肉)、ヨクイニン(慧苡仁)。自分で調合して、薬研ですりおろします。
それをアイスにかけて、体の中から健康に……。
チョコレートケーキは食感ふわふわ。思ったよりも甘さは控えめで、辛党の私でも美味しく食べられました。
長楽園のお湯は、無色透明の硫酸塩・塩化物温泉。庭園露天風呂と内湯の大浴場にそれぞれ1回、あとは部屋の露天風呂に何度か入りましたが、肌ざわりがよくしっとりと滑らかなお湯でした。
翌日は宿を出て、従姉の家でゆっくりコーヒーを飲んでから足立美術館へ。この日は、岡山県湯原温泉に宿泊しました。
温泉を楽しんでお料理に舌鼓は最高の旅の醍醐味だと思います。流石のチョイスです(^^)/
島根には一度行ったことがありますが、玉造温泉にいけばよかったなぁ、と思いながら拝読しました。
特にこちらのお宿は素敵ですね。
わたくしは無礼ながら昭和天皇がとても好きでしたので、ゆかりのお部屋のお話を興味深く読ませていただきました。
ふと、昭和天皇も露天風呂を使われたのかしら?手足を伸ばしてゆったり楽しまれたならいいなぁ。
葉月
長楽園は1万坪の回遊式庭園があったり、趣のある宿でした。
皇室の方々が山陰地方を訪れる際の常宿になっているようです。
「神の湯」と称されるだけあって、お湯も快適でした(^^♪
松江も玉造温泉も初めてだったのですが、宍道湖の景観が素晴らしく、松江の町並みも落ち着いた佇まいでとてもよかったです。
静かな環境の玉造温泉も、古くからの温泉地の風情が漂っていました。
いい宿、いい温泉で寛ぎ、久々に会った従姉妹との話も尽きず、楽しい夜を過ごしました。
昭和天皇御座所、拝見できる機会があってよかったです。
この宿には多くの皇室の方々が御臨泊なさったそうです。
懐かしい写真がたくさんありました。
御座所には広い内湯がありましたが、残念ながら露天風呂はなかったと思います。
地方巡幸の時くらい、庭の風景を眺めながらゆっくり露天風呂に入ってほしかったですね。
手足を伸ばして温泉を楽しんでほしかったという葉月さんの感想にまったく同感です。
お庭もいいし~
何より棟方志功の絵が、いいですよね。
カラフルだけど、淡い色彩がきれいです。
夕食も朝食も美味しかったですよ。
島根の地酒もよかったです。
庭もよく手が入っていて、見ごたえがありました。
棟方志功の絵は、画伯がこの宿に逗留した際に描いたもので、「玉名泉縁起之図」という画題が付けられています。
その原画を基に、長楽園が京都の龍村美術織物に発注し、西陣織で製作されたものだそうです。