ルイガノ旅日記

あちこち出かけた場所で目にとまったもの、
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若戸大橋 無料化記念感謝祭②

2018年12月07日 | 北九州
若戸大橋無料化記念イベントの続きは、若戸渡船を使って戸畑に渡ったところから。この写真は橋の東側に作られた暫定的な仮設桟橋で、現在、新しい桟橋の設置工事が進められています。


これが、新しい桟橋の工事現場です。渡し場のスタッフの方に聞いたところ、今月下旬には完成して供用が開始されるとのこと。ただし、戸畑及び若松側の桟橋工事等に伴い、12月12日から12月25日まで若戸渡船は運休となるそうです(北九州市HPより)。


よく見ると、水中で作業している人もいますね。寒そう


渡し場から歩いて5分ほどのニッスイパイオニア館も、フォトラリーのチェックポイント。パイオニア館は、『100年を超えて続くニッスイの歩みと、その基盤となる「創業理念」を紹介』することを目的とした施設です。


ニッスイが販売しているすべての製品一覧。食べたことのあるものがたくさんありました (^-^)ゞ


若戸大橋建設中の写真(昭和36年ごろ)。


昭和60年10月20日まで運行されていた西鉄北九州線(戸畑線)。


パイオニア館正面の堤防から望む若戸大橋。若松側からの見慣れた景色と違って、ちょっと新鮮な眺めでした。


若戸大橋のほぼ真下に設置された円形のウッドデッキ。


若戸渡船で再び若松へ。渡し場前は、「若松南海岸 夜景に乾杯~若戸大橋ライトアップ&イルミネーション(17:10~18:20)」の乾杯会場で、先着500名には赤ワインが振舞われました。「まちバル」チケットを入手しそこねた私は、ライトアップを待つことなく会場を離れましたが・・・・・・ (^-^)ゞ


数日後の「今日感テレビ」で紹介されていたライトアップの様子です。


若戸大橋も南海岸通りもいい感じですね~♪ ライトアップは、1月末まで続けられるとのことでした。


商店街で行われた消防車試乗会は、親子連れに大人気。


ハシゴは、あっという間にこの高さまでスルスルスルと・・・・・・。子供以上に、大人がはしゃいでいました(笑)


戦時中に防火用として設置された手押しポンプ。こんなレトロなポンプが商店街に全部で6個残っており、今でも使用できるのだそうです。


桁下点検通路を歩いている人たちを発見。早くから並んでおけば、あの通路を体験することができたのになぁ・・・・・・。

(かなり見にくいですが、橋げた下部の中央付近に赤いベストを着用した人がいます)

先ほどの「今日感テレビ」で、この様子も紹介されていました。


再び南海岸通りへ。ウッドデッキだけではなく、遊歩道沿いにもベンチが設置されています。


歩き続けだったので、私もしばし休憩を・・・・・・ (^-^)ゞ


この場所を通りかかると、何度でもカメラを取り出してしまいます。


1905年(明治38年)に建てられた石炭会館。この1階に、天然酵母のクロワッサンで有名な三日月屋があります。


この日はぽかぽか陽気だったので、クロワッサンのみならずソフトクリームやサンデーが人気で、店内や遊歩道沿いのベンチで食べている人がたくさんいました。


係留中の巡視艇が、次々に出航して行った桟橋。それにしても、石畳にボラード、似合いすぎです~


妻へのお土産に買ったクロワッサンを抱えて帰路につきました。若松南海岸通りも、この日はこれで見納めです。


フォトラリーに参加したおかげで、いくつか記念グッズを戴きました。『若戸大橋と若戸近代遺産』絵葉書セットと、若松の古地図(大日本職業別明細図:今のゼンリン地図のようなもので、昭和5年作成。ちなみにゼンリンは北九州に本社を置いています)。


古地図のケースの中には、「大正の広重」と謳われた絵師、吉田初三郎の「若松市鳥瞰図」が入っていました。古地図と同時代(昭和8年)に作成されたもので、驚くほど精緻、かつ大胆に描かれています。


山福康生さんのイラスト。ほのぼのと優しいタッチです。


このほかにも、若松区のマスコット「わかっぱ」のノートとレジャーシートなど。


これも記念グッズです。さて、いったい何でしょうか?


ケースには、「若戸大箸」と書かれています。「大橋」ではなく「大箸」というシャレなんです(笑)


取り出してみたところ、ちゃんと使えそうでした (^-^)ゞ


三日月屋で買ったクロワッサン(プレーン、紫芋、あんこ、メープル)。


若戸大橋が無料化されたことは、新聞やテレビの報道でもかなり取り上げられていました。通行料の負担がなくなったことに加えて、料金支払いのために停車する必要もなくなり、交通渋滞の緩和にも効果がありそうです。小倉や戸畑からのアクセスが改善し、若松を訪れる人が増えることも期待できるでしょう。
私のお勧めは、歴史的な建造物が残る若松南海岸の散策ですが、近辺にはこの記事でも紹介したクロワッサンの「三日月屋」、若松名物ぺったん焼きや茂平まんじゅう(いわゆる回転焼き)の「とらや」、ふわふわ天ぷらの「丸窓天ぷら店」、天然酵母を使ったあんぱんの「丸屋(旧古河鉱業若松ビルの事務所で扱っています)、明治28年創業の「料亭 金鍋」など美味しい店も多いので、機会があったら立ち寄ってほしいと思います。
また、響灘側の若松北海岸は玄海国定公園の東の玄関口であり、岩盤が特徴的な千畳敷、妙見崎灯台がある遠見ケ鼻など、風光明媚な海岸線が続いています。海水浴場や釣り桟橋、グリーンパークもこの付近ですし、様々な楽しみがありますよ。さらに芦屋まで足を延ばせば、夏井ヶ浜のはまゆう岡湊神社のなんじゃもんじゃなども見逃せない風物詩です。特産のヤリイカに舌鼓を打つのもいいですね

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