パラドクスの小匣

南原四郎、こと潮田文のブログです。

地震キター!

2006-08-31 18:05:28 | Weblog
 地震、キター!(笑)
 前の、新宿のビルは、他の点はともかく、作りはえらくがっしりしていて、よほどの揺れでもない限り大丈夫という安心感があったのだが、秋葉原の三春ビルは、なんとなく華奢な感じで、地震でどうなるかがちょっと気にかかっていたのだが、かなり本棚が揺れたものの、倒壊はしませんでした。ホッ。

 ところで、今、テレビをどうしようかと思って悩んでいる。
 前にも書いたとおり、テレビがないと寂しいのでワンセグ携帯を買ったのだが、ちょうど今の地震速報なんかを確かめるには適当だけれど、「楽しむ」というわけにはいかない。やはり、「楽しむ」にはある程度の大きさが必要だ。しかし、「楽しむ」と書いたけれど、そんなに見たい番組なんか、正直いって全然ない。しかし、ないと、やっぱり「寂しい」。

 話のネタによく使わせてもらう社会学者の多田道太郎氏によると、日本人のテレビ視聴時間は世界で一番といっていいくらい、長いけれど、これは特に日本人がテレビ好きということではなくて、日本のテレビが「面白い」からなんだそうだ。一瞬、「えっ?」と思ったが、多田氏の言う「面白さ」とは、番組評論家や何かが言う、「番組の質」とは関係がない、全体的な状況としての「面白さ」なんだろう。「くっだらねーなー」と思うとしたら、そう思うこと自体が、テレビに対する一つのコミットメントとなって、「なんとなく見てしまう」という状況が現出する。そして、それが間断なく続く。

 とはいえ、今の地上波テレビだけでは、これからのテレビライフ(笑)が成り立たないであろうということは明らかだろう。やはり、BSとかCSとかを組み込むことになるにちがいない。となると、それを前提としたシステムを考えなければならないが、今のBSなどの番組表を見ると、見たいのはスポーツ中継と映画だ。特に、豊田四郎を是非見たい。となると、ハードディスクつきのDVD録画器械を買い、録画したものを後でじっくりと見る、ということになるが、私はどうも、そういう見方があまり性にあっていないのだ。行き当りばったり、犬も歩けば……式に、チャンネルを変えているうちにたまたま面白そうなのにぶつかり、始めは寝っ転がってみていたのが、正座してじっくり見る……これが理想で、いったん、いつでも見れるように録画してしまったら、そのままお蔵入りということになりかねない。いや、実際そうなのだ。安売りしていた『パルプフィクション』のビデオを買ったものの、いまだに見ていないし(もっとも、これはちょっと見て、おしゃべりが多すぎてめんどくさくなったということもあるが)。
 でも、ハードディスクに入れておいて、ラインナップをチェックして見るということだと、ちょっと違うかも知れない。ビデオを箱から取り出してセットして、見終わったら取り出してしまって……というのが、私にとっては案外に面倒臭いのだ。単に、物臭とも言うが。

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2 コメント

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ラジオにしなよ (まほ)
2006-09-02 10:26:44
ラジオ。おもしろいよー

http://tbs954.cocolog-nifty.com/st/
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Unknown (Unknown)
2006-09-04 10:20:45
テレビの音だけ聞く、という手もあるな、そういえば。絵なしでも、音だけで、ほとんどのことはわかる。

でもまー、これも、たまにやると面白いということで……。
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