パラドクスの小匣

南原四郎、こと潮田文のブログです。

日本初の女性首相誕生?

2010-12-29 19:34:49 | Weblog
 何処かのニュース番組で、蓮舫と石原自民党幹事長が出演していて、石原が民主党の政策(マニフェスト)を「バラマキ政策」と批判したのに対し、蓮舫が、「時間がかかるかもしれないが,私たちはマニフェストを粛々と実現したい」と返答していた。

 お互いに自党の主張を紋切り型にぶつけあっただけだが、「与党」というバックもあって、蓮舫の言葉の方が圧倒的に存在感があった。

 石原も蓮舫にやられちゃうようじゃあ…と思っていると、司会者がお追従で、「日本初の女性首相云々」と言い出し、悪夢のごとき展開に思わずチャンネルを変えたが、蓮舫、「ウヘへへ」と、まんざらでもない顔をしていたのだろうなあ。

 まあ、国民総背番号制とか、公務員へのスト権付与とか、自民党政権では決して出来なかったことに言及しているから、それができるというのなら、まあ、やってほしいのだが。

 小沢が、国会喚問に応じるということで、「あれれ?」な展開に、ちょっと驚いたが、ニュースをよく聞くと、野党が今後の国会運営に協力するならば、という条件付き。

 この条件自体は、民主党が与党として一体となって動いているのなら,当たり前の要求なのだが、菅にとっては、深刻な選択を迫られる形になる。

 具体的に言うと、自民党は、仙石の首を狙っている。

 一方、菅のたよりとするのも、仙石。

 だったら、小沢の条件を受け入れて、自民党には「これでオーケーしろ」と言って、正面突破をはかればいいはずなのだが、それができない。

 なぜなんだろう?

 と思ったが、要するに、「小沢排除」で、大連立とまでは行かないにせよ、連立を狙っているのか。

 と、少し方程式が解けた感じ。

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