活眼明察日記

物事の道理や本質を見分け、真相を明らかにする眼力を養いたい

安倍政権にしっぽを振り与党化急ぐ維新の会に用意された衰退への道筋

2016-12-11 21:36:18 | Weblog
高齢者だけでなく現役世代の「年金カット法案」に賛成したり、ギャンブル依存症の増加や治安の悪化が懸念される「カジノ法案」に賛成したり、際限なく安倍政権にすり寄る近頃の日本維新の会。

そして今度は、発効する見通しがない「TPP法案」に賛成したりと、公明党も驚く安倍政権への傾斜ぶりは、もはや、野党とは言い難い政治集団になり下がってしまいました。野党の分際でいったい何をやっているのでしょう。政治権力には「是々非々」で対応すると盛んに主張していました。これも都合が悪くなったのか、すっかり影をひそめ、安倍政権の100%「子飼い」になり、配下として収容されてしまったように思えます。

この維新の会のふるまいは最初から分かっていました。それは政界引退した橋下徹の影響力が削がれ、代表の松井一郎は大阪府警機動隊員の「土人」発言を容認したり、差別意識丸出しの割りに、アピール性に乏しく、必然的に自民党にすがることしかなくなったからです。野党としての立場を忘れ、ふるまいは与党になりきっている日本維新の会、衰退への道を転がり落ちてもらうしかないでしょう。