活眼明察日記

物事の道理や本質を見分け、真相を明らかにする眼力を養いたい

小沢氏3秘書有罪は不当判決

2011-09-27 22:12:21 | Weblog
これは裁判といえないし被告側には最初から勝ち目はない。裁判官が検察にもないストーリーをでっち上げ、ムリヤリ有罪の判決を言い渡すのだから、無実を信じていた被告のショックは計り知れない。

小沢一郎民主党元代表の資金管理団体「陸山会」をめぐる政治資金規正法違反の罪に問われた石川知弘衆院議員、大久保隆規元秘書、池田光智元秘書の3人に対し、東京地裁は有罪とする不当判決を出した。

有罪とした根拠は被告らの法廷での「説明が不自然」「不合理な弁解」だからという。現代の裁判ではありえない、きわめていい加減な判決だ。これでは被告らは当然控訴するだろう。

また、裁判官は客観的証拠を採用しないで、起訴内容に書かれていないところまで深く立ち入った。言語道断のことである。推測でものごとを決めつけ量刑したことは、最初から「有罪ありき」だと言われても返す言葉はないだろう。

この有罪判決は裁判所が官僚の既得権益を守るため、検察と一体となって、なりふりかまわず、「小沢つぶし」に動いたものと考える。

そして裁判所が積極的に検事役を演じたことを特筆したい。このような暴走を許したのは、「政治主導」できない「だらしのない政治」に根本原因がある。だから戦前の「暗黒裁判」はいまも健在である。