活眼明察日記

物事の道理や本質を見分け、真相を明らかにする眼力を養いたい

尖閣ビデオ流出事件に思う

2010-11-08 18:50:53 | Weblog
尖閣諸島沖での中国漁船衝突事件で、石垣海保撮影のビデオがネット上に流出した。石垣海保ではビデオの一部始終が、誰でもPCでの閲覧が可能だったという。ずさんな情報管理は救いようがない。

誰がネット上に流したか、検察の捜査を待つしかないが早く特定して、この種の行為は違法であること広く知らせるべきである。

自民党政治に見切りを付けた国民が、民主党に政権を託してすでに1年以上が経過した。その負託を受けた、民主党政権への悪質ないやがらせである。散々、自民党政権下で甘い汁を吸ってきた者の仕業と考えるほうが妥当である。

一部マスコミや石原慎太郎都知事あたりが、ビデオ流出に理解を示し、流出させた人物を賞賛するかのような振る舞いをしていることは、犯罪の一翼に加担しているのと変わらない。頭の弱い権力者たちの典型ではないか。

また、流出させた人物を英雄視する論調もあるが、その無責任さにあきれてものが言えない。分別をわきまえた主張とはほど遠いからだ。

政府もこれを機に、国家の情報管理を強化する必要がある。そして、国民をあざむく政治が行われていないか、常々点検することで信を集めるしかない。