Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

EOSな日49. 飛行機の重量制限

2016年08月26日 | field work
 今回は、いつも使用しているオリンパス機材のE-M5やPENを酷使しすぎたためか不調だったし修理する時間もなかったので、E-M1とEOS1Dsmark2にL用28-300mmズームを持参した。EOSシステムだけで3kgは増える。
 だが実にEOSは重く嫌気がさしてくる。丈夫だが画質性能の古さは買い換えどきか。さてオリンパス並みの仕様で使える今のEOS1DXmark2などいかがかなと価格.comのユーザーコメントを読んでいた。幾つかある機材評価の中で携帯性の悪さは問わないとするユーザー評価が圧倒的に高かった。
 読んでいて私は、えっ、えーーーっだよ。それじゃ海外に持ち出せないではないか。今はエアラインの荷物の重量制限が大変厳しい。ロシアの国内便とかプロペラ機などは手荷物5kg、預ける場合は10kgぐらいだっただろうか。実際ロシアからウクライナに向かう途中では私の手荷物機材の一部を、荷物の軽いスペインからの留学生のリュックにいれてもらって重量検査をパスしたこともあった。
 EOSボディ2台にF2.8のズームレンズ3本に、長いレンズもシフトレンズもいるだろう。当然EOSに必須の三脚に周辺機材やパソコンのためのパーツも入れたら軽く15kgぐらいゆくか。それに寒暖の差が激しい土地へ洗濯する時間もないハードな日程でゆくから10日分の衣類や、研究のための資料などが必要であり、私の場合はそれで11kgあった。これを加えると26kg!。当然運搬はカートだけど。
 何!・・・、つまりEOSシステムでは海外の飛行機には乗れないわけだ。それにカートではアスファルト以外のところには行けない。つまりEOS1Dのシステムだと国外に出られないじゃないか。国内のそれも車で行けるところしかEOSシステムは持ち出せないことになる。
 海外の空港でEOSシステムを持参してきたばかりに、仲間とは一緒に飛行機に乗れない場面を想像しちゃうね。まあもっとも追加料金払えば済む場合もあるけどね。
 WEBではプロユースの機材とうたっていたが、海外に持ち出せない機材なんかプロは使わないでしょう。どうしても使うならば海外にオフィスを構え、そこにに置きっぱなしにするしかない。つまりEOS1シリーズは道楽機材だったことに気がついた。それじゃあ建築の仕事に持ち出せないよな。
 海外に持ち出せるEOSシステムができないとなると、当面は先ず世界のエアラインの重量制限にひっかかることがないオリンパスE-M1のシステムにするほかない。秋にはE-M1のmark2が登場するようだし。実際海外でE-M1は使いやすかったことは確かだ。E-M1はダイビングでも使っているので、随分酷使していることになる。
 オリンパス・システムならば荷物は大きなリュック1つですむ。その方が実用的だし、第一スマートだ。海外にはオリンパス・システムが最適だが耐久性がどれぐらいあるかは未知数だろう。

レビフ
EOS1DsMarkⅢ.EF28-300mm/F3.5-5.6 IS USM
ISO400,焦点距離150mm,露出補正0,f13,1/640
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