Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

ドローイング875. 小説:小樽の翠784.大腿四頭筋回り

2024年05月09日 | field work

 陽気が少し暖かくなってきた。
夜勤から帰ってきた翠が起きてきた。もう昼を回っている。
翠「アチキー・・・ホテルへランチを食べに行こうか?」
「ほならゆきますか。」
翠が上で着替えて階下に降りてきた。
翠「こんなのどうかなぁー?」
「えっ、もうミニスカートですかぁー・・・。」
そういってアチキの隣に座って珈琲を飲んでいる。
翠「その黒いストッキングの大腿四頭筋まわりが色っぽいと思わない。寒そうだから黒のストッキングをはいてみたらなんか色っぽいのでミニスカートにしちゃった。」
「ハイハイ、色っぽいですよ。一応義理でも腿をなでてあげないとね。」
翠「ウフフ、欲情するでしょう。」
「もう少し上も・・・。」
翠「ああん、また濡れてきちゃうよ・・・。」
「ホホホ!」
翠「一寸おもてに出てみよう。」
そういって戸口から外に出たけど、「さむーーい!」といって戻ってきた。
「そりゃ、そうですよ。ここは北国ですから・・・」
翠「やっぱパンツにしよう!。色っぽい腿を見せたかったんだけどなぁー。」
「それなら大丈夫。実は足は男も女もあまり変わらないのですよ。例えば男がミニスカートで女装しても、やはり腿は触りたくなるぐらい色っぽいのですよ。」
翠「あらそうなの?。」
「だって足の中身は男も女も一緒の筋肉と骨骼が付いているから基本は同じなのですよ。ただそれに皮下脂肪の付き方だけが個人差になるかなぁー。」
翠「あら、やだ!、一緒じゃ損だわ。やっぱ暖かいパンツにしよう。」
そういって上へ履き替えにいった。
翠「よし!、これで完璧!!。」
黒のパンツに履き替えて降りてきた。
まあ、そのほうが寒さは防げると思いますよ。
そういってルンルン気分でホテルのランチに出かけた。
・・・
春とはいえ、小樽の空気は冷たいのだ。
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