Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

京都暮らし240. 冬の小さな旅11.

2010年02月26日 | field work
 冬季オリンピックも終盤戦が近づいてきた。今日はスキークロスに没頭していた。ウィスラーの雪を見ていると、個人的には少し羨ましい限りである。それでもあちらも例年に比べれば、暖冬だろう。
 京都は盆地だから、街が底冷えするときはホントに寒いのである。今年も1月頃は、足裏から冷え切った日も何日かあった。このときの寒さ体験が、いまでは懐かしいと思う位に今は暖冬である。来週あたり、気まぐれに雪が降らないかなと思う。実際3月も寒暖の差が激しくて雪が降ったということはあったと記憶している。
 雪だ!雪だ!!と毎日騒いでいるが、このまま暖かくなり、ハイ!!!、春です、となるとどこかしまらない一年の始まりのように思われてくる。本来ならば、寒い冬を乗り切って、ようやくやってくる春の気配が良いのだが。待ち望んでいた季節がきたみたいな空気が街に感じられていて、好きな時なのだが。
 まことに個人的な季節体験なので、当然こうした感覚がわからないという人もいるだろう。私が仕事で青森市に通っていたときに、地元の人々が、雪が融け出してようやく明るい日ざしが戻ってきたその頃が、とてもホットした明るい気分になる、という話を聞いたことがある。
 私の感覚も、そうした青森市での経験が、下敷きになっているのかもしれない。まあそんな個人的な理由もあって、カーリング日本勢といいますか、青森チームを応援していたわけでありますが。

滋賀県,南舟木,撮影日2008年2月18日
FUJI S5pro,AF-S Nikkor16-85mm/F3.5-5.6ED,VR
シャッター:1/225,絞りf8,焦点距離44mm,ISO200.
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