Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

番外編250. 渡り歩く

2015年12月08日 | Kyoto city
 午後の会議で午睡するぐらいだから、退屈な1日である。明後日のレクチャー用の原稿も出来たし余裕の日々である。
 ならば雑用もあるし早く京都に戻ろう。何故かEOS1Dsがリュックに入っている。とても光が綺麗なので撮影に行きたいという願望のなせる技である。11月~12月にかけて光の綺麗なときが時々ある。山並みは夕方の斜光線で立体的に見える。今日は、そんな日であったが、帰り着く頃にはすっかり夜だった。
 それでも雑用を片付け、夜の京都の街を少しだけ徘徊し、丸井で壊れた小銭入れを調達し、ジュンク堂で目に付いた本を買い込み、エクセシオールでお茶をしていた。休日にやりそうなことを平日にやるというのは不思議と快感である。
 それにしても水中の画像に突然京都の街の画像が入るとブログとしては大変違和感がある。巷の編集者がそんな編集をすることはないし、大体舞妓さんがダイビングをするとはとても思われない。そんな違和感と感じるぐらいに二つの世界を私は渡り歩いていることになる。違和感のある世界を渡り歩くというのは、むしろ個人的には面白いというほかない。
 それに何故かEOS1Dsを抱えている。この機材はモノクロと言うよりは、やはりカラーの方がよさげだ。Photoshopで加工してもあまり画像は変化しない。古くさく重たいが今日の散歩のお伴である。

京都市木屋町通
EOS1Ds Mark3 EF50mm/f1.8
ISO1000,焦点距離50mm,露出補正0EV,f2.8,1/25
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする