みことばざんまい

聖書を原典から読み解いていくことの醍醐味。この体験はまさに目からウロコ。

#11 生活指針 Why Christians Submit to the Government, NO.5

2024年04月05日 | 生活指針

Why Christians Submit to the Government wirh John MacArthur


25分29秒から33分40秒まで。

◇◇

これが破綻すると、悪が罰せられることなく、犯罪者は盗んだものとともに消え去り、賠償の機会もなく、品位の回復もない。

加えて、結婚は破綻し、教会は背教に走り、あらゆる神の施設は汚され、罪がさらに罪を生む。

結局、社会の最後に至る。

あなたがたはそれを見ているのです。

政治はそれを変えることはできません。

唯一福音のみが人を変えることができ、変えられた人たちが社会を変えることができるのです。

政府は神に由来する。

政府に逆らうことは神に反抗すること。

神に逆らうことは刑罰をもたらす。

私たちの服従の背後には4つ目の動機があります。

政府は悪を抑止するために働きます。

第3節、「 支配者を恐ろしいと思うのは、良い行ないをするときではなく、悪を行なうときです。」

明らかに、これは最後の節と密接に連結されています。

「支配者は恐れの原因ではない。」

恐れは恐怖症から来る。

支配者が私たちを恐れさせることはない。

善い行ないに対して彼らが恐怖を引き起こすことはない、しかし悪い行ないに対して(彼らは恐怖となる)。」

政府は悪を抑止するために働く。

政府を恐れるのは善良な人たちではなく、悪人たちである。

法律を守っている限りにおいて、支配者を恐れることは何もない。

「では、その法律とは、皆が知っているような良いこと悪いことを定める普遍的なものなのか」と言うかもしれない。

そうです、その通りです。

しかし、皆が聖書を信じているわけではないし、皆が聖書を持っているわけではありません。

ローマ書2章14,15節によると、「彼らは書かれた神の法をもっている。」

何処に持っているのでしょうか。

心の中に、です。

そして、自分を非難したり、言い訳をする良心の中に、です。

道徳の基本的感覚を持っているのが人間です。

それが人です。

全惑星をみな超えて、宇宙的法の中で人は映えるのです。

万人、非信仰者さえも、自然啓示、道理、一般恩恵によって、基本的道徳を理解しています。

支配者は、神によって定められた基本的道徳を行使します。

あらゆる社会は、それを正しいものとして理解しています。

自国のそれらの法律に従い、良いことを行なう人は、恐れる理由など全くありません。

暴動を起こす人たち、社会を恐怖に落とす人たちは、エジプトで行われているようなことをするのでしょう。

彼らには恐れる理由が無数にあります。

法に従わない人、自分の判断で暴力を振るう人は恐れるべきです。

何故なら、悪行を抑止するために権力を用いる者は直ちに罰則を発動するからです。

迅速な刑罰。

旧約聖書に刑罰の仕方が書いています。

申命記19章13節から19節。

憐れみをかけてはならない。

憐れみをかけてはならない。

申命記13章6節から11節。

えこひいきがあってはならない。

申命記25章2節によれば、直ちに、憐れみなしに、えこひいきなしに、待つことなく。

このような刑罰は犯罪を阻止します。

このような刑罰は、悪人の心に恐れを置きます。

3年後、4年後、10年後、15年後の刑罰ではなく。

しかし、法に従う人は恐れることは何もない。

今日のような社会において、クリスチャンはどうすればよいのでしょうか。

従い、服従すれば、権威を恐れることは全くありません。

ところで、この手紙を書いた人は、権威によってひどい扱いを受けました。

彼は不当に投獄されました。

不当に鞭打たれ、ひどい扱いを受けました。

しかし、原則はそれでも変わりません。

迫害があっても、武力で報復せず、犯罪行為により報復しない。

ペテロは言います、「あなたの心を忠実な創造主に委ねなさい。そうすれば、来ることを受け入れることができます。」

迫害する政府はあります。

私たちのものはそこにはありません。

迫害にあっても、武力を携え政府に立ち向かうことはない。

第5に、政府への服従に関する動機の小さなリストの中に、スキップしてしまった多くの事柄があります。

しかし、大体の状況を伝えることはできたと思います。

ポジティブな面に関して見ていこうと思います。

悪を抑止する目的についてお話をしましたが、ポジティブなこととして、政府は善を促進するために働きます。

3節に戻ります。

権威を恐れたくないと思いませんか。

「善を行ないなさい。そうすれば、あなたは支配者から褒められます。というのは、彼はあなたにとって益となる神の使いだからです。」

恐れたくないと思いませんか。

もちろん、恐れたくはない。

善を行ないなさい。

第1テモテ2章にパウロの心の内が書いてあります。

「そこで、まず初めに、このことを勧めます。すべての人のために、また王とすべての高い地位にある人たちのために願い、祈り、とりなし、感謝がささげられるようにしなさい。 それは、私たちが敬虔に、また、威厳をもって、平安で静かな一生を過ごすためです。  」

政府の役割は悪を抑止することです。

それが主な役割であります。

それが、悪を抑止するための、聖書的に与えられた、委任された政府の役割です。

もうひとつポジティブな点があります。

善を行ないなさい、本質的に善いことを。

そうすれば、支配者によって褒められるであろう。

第1ペテロ2:14に書いています。

正しいことをすれば、批判する者は黙る。

福音派クリスチャンは、この証言を失う瀬戸際に立たされています。

 

 

 

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