みことばざんまい

聖書を原典から読み解いていくことの醍醐味。この体験はまさに目からウロコ。

#45 The Days of Vengeance

2024年08月27日 | 報復の日々

p108~
The Spirit Speaks To The Church: Overcome!
The Letters to The Seven Churches  
Part Two: The Seven Letters 
The Days of Vengeance
David Chilton

◇◇

ペルガモ:偽預言者と無神の王に対する裁き

2節12-17
Rev 2:12  また、ペルガモにある教会の御使いに書き送れ。『鋭い、両刃の剣を持つ方がこう言われる。 
Rev 2:13  「わたしは、あなたの住んでいる所を知っている。そこにはサタンの王座がある。しかしあなたは、わたしの名を堅く保って、わたしの忠実な証人アンテパスがサタンの住むあなたがたのところで殺されたときでも、わたしに対する信仰を捨てなかった。 
Rev 2:14  しかし、あなたには少しばかり非難すべきことがある。あなたのうちに、バラムの教えを奉じている人々がいる。バラムはバラクに教えて、イスラエルの人々の前に、つまずきの石を置き、偶像の神にささげた物を食べさせ、また不品行を行なわせた。 
Rev 2:15  それと同じように、あなたのところにもニコライ派の教えを奉じている人々がいる。 
Rev 2:16  だから、悔い改めなさい。もしそうしないなら、わたしは、すぐにあなたのところに行き、わたしの口の剣をもって彼らと戦おう。 
Rev 2:17  耳のある者は御霊が諸教会に言われることを聞きなさい。わたしは勝利を得る者に隠れたマナを与える。また、彼に白い石を与える。その石には、それを受ける者のほかはだれも知らない、新しい名が書かれている。」』

14-16節続き。

使徒評議会に不従順であることにより、ニコライ派偽使徒たちは超法規的処置を主張した。

その教えとは、キリストの犠牲によって、クリスチャンは律法から自由であるというもので、これは聖化の聖書的教えと真向から対立する。

彼らの説明によると、姦淫や不品行の罪を犯すことはもはや罪ではなかった。

信者は律法に従う義務の下にはなく、好きなように生きることができた。

現代の無律法主義者と同様、彼らは、あのような忌まわしい行ないを聖化するために御霊の導きがあると主張した。

しかしながら、決して見落としてはならない重要なイメージ像がある。

偽預言者たちは、クリスチャンを偶像的食事や姦淫へと誘惑していた。

これは、エヴァが蛇に誘惑されたことと類似する。

禁断の木からエヴァが食べたことは、基本的に偶像崇拝だった。

姦淫に関しては、パウロによって語られている。

2Co 11:2  というのも、私は神の熱心をもって、熱心にあなたがたのことを思っているからです。私はあなたがたを、清純な処女として、ひとりの人の花嫁に定め、キリストにささげることにしたからです。 
2Co 11:3  しかし、蛇が悪巧みによってエバを欺いたように、万一にもあなたがたの思いが汚されて、キリストに対する真実と貞潔を失うことがあってはと、私は心配しています。 

しかし、ニコライ派の誘惑を打ち勝った人たちな、命の木に近づくことが認められた (2:7)。

バラムの食事を拒んだ人たちは、天からマナが与えられ、名前がその石に書かれる人たちに加えられる(2:7)。

 

 

 

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