不適切な表現に該当する恐れがある内容を一部非表示にしています

みことばざんまい

聖書を原典から読み解いていくことの醍醐味。この体験はまさに目からウロコ。

#383 神の法第二戒

2019年08月11日 | 神の法
第2戒
聖潔と律法


◇◇

ナジル人の誓願は特殊であった(民数記6:2~21)。

ナジル人とは、誓願をした男女のこと。

彼らは、誓約の期間中、分離に関する律法を厳格に守った。

あらゆる種類の強い酒、ぶどう、レーズンを食べず、髪を切らず、死体に近づくことが避けられた。

ナジル人の聖別の目的は、禁欲にあるのではなく、ある特定の奉仕や誓約を実行するために、主に対して自らを献げることにあった。

聖潔のもう一つの要素は、食物に関すること。

野の獣に引き裂かれた肉を食べることは禁じられた(出エジプト記22:31)。

神の法に則った方法によらずにされた動物の肉は食べてはならない(レビ記7:22~27)。

初物は主に献上しなければならない(出エジプト記23:19、34:26)。

初物を捧げることによって、全体が聖別されることをこの律法は示している。

脂肪と血は食べることはできない(レビ記7:22~27、19:26)。

清い動物と清くない動物(レビ11章)。

契約の民は、死んだ動物や清くない動物を食べることはできなかった。

外国人に売ることは問題にならなかった(レビ記17:10~16)。

実をならせる木に関しては、割礼を授けて、実を食べられるようになるまで、5年間待たねばならなかった(レビ19:23~26)。

木に割礼を授けるとは、4年目に主に捧げるために実を摘むことを意味していた。

神が禁じられた食べ物は忌み嫌うべきものだった(レビ記20:25)。

申命記14:13~21
黒とび、はやぶさ、とびの類、 
烏の類全部、 
だちょう、よたか、かもめ、たかの類、 
ふくろう、みみずく、白ふくろう、 
ペリカン、野がん、う、 
こうのとり、さぎの類、やつがしら、こうもり。 
羽があって群生するものは、すべてあなたがたには汚れたものである。 
羽のあるきよいものはどれも食べることができる。 
あなたがたは自然に死んだものを、いっさい食べてはならない。あなたの町囲みのうちにいる在留異国人にそれを与えて、彼がそれを食べるのはよい。あるいは、外国人に売りなさい。あなたは、あなたの神、主の聖なる民である。子やぎをその母の乳で煮てはならない。 

これらの律法は健康に益するために与えられたことは疑いようがない。

これらの律法は、神の民の肉体、すなわち彼らの健康にとって祝福。

申命記12:15
しかしあなたの神、主があなたに賜わった祝福にしたがって、いつでも自分の欲するとき、あなたのどの町囲みのうちでも、獣をほふってその肉を食べることができる。汚れた人も、きよい人も、かもしかや、鹿と同じように、それを食べることができる。 

健康は、聖潔の一つの側面であり、健康は復活において完全に現れる。