ぶちぶちワンコの日記

ダルメシアンと暮らすOLの徒然なる日記

就活生にモノ申す ⑳ 

2008-03-31 20:49:22 | 人事のつぶやき
集団面接

企業にもよりますが、選考過程に集団面接を入れている企業も多いと思います。
私は自分が受ける立場では、この面接は苦手です。

自分が言おうとしているのと似たようなことを同じ面接グループの人に先に言われた日には・・・。
あと言いたいこともなかなか全部言えなかったり。
同じグループで聞いているだけでムカツク人がいたり・・・。
(なんか聞いていてウソつき!って思うようなことを言う人とか)

でもね、これをクリアしないとその企業に自分をPRする機会が得られないですよね。
この面接には不満を持つ方も多いと思いますが・・・。
面接官の側も決して楽ではないんですよ。

面接官の性格にもよりますが、グループ全員に平等にまんべんなく質問しなければならない、且つ時間も制限がある、という状況は面接官にとっても”ムリだろ!”と言いたくなることもあるでしょう。

個人ならば、話が弾む方とは熱心に、そうでもない方とは早々に切り上げるということもできますが、集団の場合は特定の人だけと話して、後はムシということはできませんので。(そうやっている面接官もいますが)
真面目な面接官ほど色々気をまわしてストレス感じていそうですね。

ただ、限られた時間内にできるだけ多くの方に選考のチャンスを与えようとなると、どうしても集団面接は不可欠なんですよね。
その前段階でバッサリ落として、特に興味のある方だけを面接に呼ぶというスタイルでやる企業もありますが、それはそれで、”一度だけでも会ってください”と思う方もいらっしゃいますしね。

絶対とは言いませんが、適性検査や集団面接など人数調整的な選考は平均レベルをクリアしていれば、合格する可能性は高いと思います。

大体○・△・×で言えば×評価をされなければチャンスは有るでしょう。
集団面接とは”是非欲しい人”を見つけ、”いらない人”を切り捨てる選考でもあります。
中間の”特に目立った点もないが、別に悪くない人”については”まあ次の選考でもうちょっと見てみようか”という場合が多いです。
だからこのゾーンにいる方は個人面談で一気に評価が上がる場合もあるし、またその逆もあるわけです。

営業の仕事で言えば、集団面接はTEL営業やインターホンごしに”私はこういう者ですが、お話を聞いていただけないでしょうか?”とやっている段階で、個人面接は本格的に商品の説明をできる状態というところでしょうか。

とにかく門前払いをされるような態度だけは取らないことですね。





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