ぶちぶちワンコの日記

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【ウィーン旅行記 16】カプツィーナー教会

2017-12-11 22:25:15 | 旅行(ウィーン2017)
ランチ後はカプツィーナー教会へ。
教会と言っても、ここは納骨所です。
そうお墓も観光名所。
ハプスブルク家の12人の歴代皇帝を含む約150名の方の棺がズラリと有ります。

入っている人一覧

アンカー時計でムダに時間を浪費してしまったので、さすがに全員じっくり拝む?こともできそうにないのでサクッと見ることに。
見取り図もくれます。

裏面はハプスブルク家の系図

塗りつぶしの人達がここにいるってことらしい。

棺桶ばっかり撮ってもアレなんで、外せないお気に入り?の方だけ。

皇帝カール6世

マリア・テレジアのお父様です。

そして一番の見どころ?のマリア・テレジアと皇帝フランツ1世の棺

最も大きく、二人仲良くお入りになっています。
来世も一緒に、ということでしょうか?
でもあまりにも大きすぎて写真に収まりません。

フランツ2世

マリア・テレジアの孫で最期の神聖ローマ皇帝。


なんとなく、女性二人の肖像付の棺が並んでいたので、姉妹かと思っていたのですが、ヨーゼフ2世(マリア・テレジアの跡継ぎ)の一番目と二番目の2人の棺でした。
ヨーゼフ2世は葬儀の簡略化を推進していたようで、この後の時代から盛り盛りの棺じゃなくなっています。

ということで、フランツ・ヨーゼフとエリーザベトの棺も割とあっさり。

右側のは自殺した息子のルドルフ皇太子。
心中した恋人のマリー・ヴェッツェラとは引き離されてしまったんですね。
詳しくは”うたかたの恋”参照。
宝塚バージョンで見たので、2人が素敵に見えましたが、まあ不倫の挙句の心中事件なので、王家としては認められないでしょうね。



やはりエリーザベトは人気のようです。

ここだけお花が供えられていて、目を引きます。

ここもまともに1コずつ誰のだ~?と見ていったら、丸1日かかりそうです。
とにかく見るものが多すぎのウィーンです。




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