小説家、精神科医、空手家、浅野浩二のブログ

小説家、精神科医、空手家の浅野浩二が小説、医療、病気、文学論、日常の雑感について書きます。

腰痛

2010-02-14 04:09:54 | 医学・病気
腰痛の原因。ギックリ腰が起こって、腰痛の本を七冊買って読む。腰痛に関してはだいたい分かった。しかし、どの本にも書いてない事で、私にとっては重要な事が書かれていなかった。それで考えた。それで本に書かれていない私の腰痛の原因が分かったのである。それは。背筋の左右差である。私は左利きである。それで私は、いつも重い荷物を左肩にかけて運んでいた。そうすると、反対側の右の背筋に負担がかかる、というか、右の背筋が強くなるのである。これは、片方の肩に荷物をかけて背筋を触ってみればわかる。反対側の背筋が収縮しているのがわかる。ほとんどの人は右利きだから、カバンは右の肩にかけて持っているだろう。だから左の背筋の方が強くなっているのである。さて、私はよく空手の蹴りで、蹴った所で、かなりの時間、止めるという事をしていた。これは、バランス感覚をつけるためと、柔軟性のためだった。しかし、この練習は背筋を鍛える練習になっていたのである。こういう練習では、蹴ってる方の背筋が鍛えられる。蹴って止めて、どこの筋肉が収縮しているか、触ってみればわかる。蹴り、では、蹴る側の背筋が強くなるのである。だから利き足というものが出来る。すると利き足の方が強い力を出せるものだから、ますます利き足だけで蹴るようになる。こうなると背筋の左右差が大きくなってしまう。一般の右利きの人は、右手で重いカバンを持ったり、右肩にかけて運んだりするだろう。すると左の背筋の方が強くなる。すると左足が利き足になっている人が多いのではないかと思う。サッカーをする人は左足が利き足になっている人が多いのではなかろうか。右利きは左の背筋の方が強くなりがちになるのだから。さてスポーツについて考える。腕相撲では、私は利き手である左の方がはるかに右より強い。これは左の背筋の方が強いからである。では、テニスの場合、ほとんどの人は右利きだから、私の理屈では右の腕が強くなり、左の背筋が強くなるということになる。しかし正しい運動が出来ていれば、筋肉に偏った左右差は起こらないとも思っていた。実際、テニスでは、右利きの人は右の手だけが太く、強くなるということはない。なぜなら、ボールを打つ時には、左手でボールをつかむように構えており、この時、左手には、非常に強い力が入っているからである。ただ、やはり、右手の方が左手より少し強くなる傾向はあるだろう。さて、そういう場合の腰痛対策であるが、これは弱い方の背筋を鍛えて、背筋に左右差がなくなるようにしなくてはならない。腰痛の人では、右手や右肩で持っていたカバンを左手、左肩で持つことによって腰痛が少し軽くなる人もいると思う。

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