ウチの会社では、勤続〇〇年経つと、有給休暇とは別に特別休暇が与えられます。(とはいえ、有給休暇もほとんど使っていないのが現状ですが。)今回の特別休暇は5日間あり、前後の土日とくっつけると9連休となります。
今週、月曜日(11月13日)から、金曜日(11月17日)まで、この特別休暇を取りました。
さらりーまんをやっていますと平日休めることなどめったになく、平日にしか出来ないことを満喫しました。平日にしかできないこととはゴルフです。平日5日間のうち、3日もゴルフに行ってしまった。もちろん土日に出来ないこともないが、平日に比べプレー・フィーは1.5倍から2倍になり、バカ高くなってとても出来ません。僕とゴルフとの出会いは以前にも書きました。日本ではゴルフはオヤジの接待スポーツとして、高いし、時間もかかる(ゴルフ場への往復の時間も含めるとほぼ丸一日かかる)ので、嫌いというかほとんどプレーしませんでした。20年以上前に、シドニーに駐在した頃も最初の1~2年はゴルフはしませんでしたが、安いし(いわゆる観光客相手のゴルフ場は高いですが、地元シドニーの人が行くゴルフ場はプレーフィーが15豪ドル(約千円)程度。場合によってはタダで出来ることもあります。)しかも当時はシドニーだけでも97もゴルフ場があり、一番近いゴルフ場には車で5分、かなり名門のゴルフ場でも車で30分も走れば、もうゴルフ場についてしまいます。また、18ホールスルーが基本ですので、日本のようにハーフが終わって高い昼飯を食って午後からまたハーフというような一日かかることはまずなく、午前中で18ホールが終わってしまい、午後からは他の事に時間を使えます。シドニーで一番ゴルフにハマっていた頃には、午前中に18ホール終わって午後から別のゴルフ場に行ってもう18ホールプレーしたことも何度もあります。ゴルフはシドニーではちょっと公園に散歩に行ってくるような軽い庶民のスポーツです。どうやら午前中ハーフを回って昼食を食べ(食べさされ)午後またハーフを回って丸一日かかってしまう、というのは日本だけの現象のようです。
ゴルフを好きになりましたが、シドニーから日本に帰国したらまた一日かかり、プレーフィーも高いので、ほとんどゴルフをせずに、テニスを毎週末やっていましたが、テニスはダッシュとストップの繰り返しの見かけよりずっと激しいスポーツで、僕が週末通っていたテニススクールの中級クラスは20代や30代の球足の速いハードヒッターばかりで、試合形式がほとんどで、必死でダッシュを繰り返しているうちに、右ひざを痛めたので、最近テニスから完全に足を洗い、膝やアキレス腱にそれほど負担をかけないゴルフをまた復活させました。とはいえ、ブランクが長いので、シドニーで毎週末プレーした頃の腕は望むべくもなく、また初心者のように一からやり直しですが、ゴルフの良いところはかなり歳をとってもそれなりに楽しめることです。しかし、バブル期に比べ、日本のゴルフのプレーフィーは安くなったとはいえ、まだまだ金と時間がかかりますので、せいぜい数か月に1度しかラウンド出来ません。
ということで、今週はゴルフ三昧だったため、『IIME』は1週間の周回遅れの11月13日号を読了したにとどまっています。
11月13日号のカバーストーリーは『中国の世界制覇』についてであり、日本でも取り上げられている一帯一路(one belt, one road)の世界戦略や習近平の権力固め、軍備強化の話が取り上げられていました。それにしても雑誌『TIME』は日本語でいうとどういう意味か分かりませんでしたが、上の表紙の中国語の簡体にもあるように、時代、となっていて、雑誌『TIME』とは時代、という意味合いなんだ、とどうでもいいようなことに変に感心したりしています。
先週から今週にかけて出会った未知の単語か忘れてしまっていた単語(11月13日号はかなり難しめで、そのような単語は多かったですが、ほんの一例だけ。)
diss 脱、破壊、不能な
lushly 青々と
esplanade 遊歩道
astride 跨って
encore アンコール(日本語のアンコールは誰でも知っているが、このような綴りだとは知らなかった。)
mummy ミイラ(これも意外な盲点)
swaddle 細長い布で巻く
bollard 係船柱
ancillary 付随的な(かなり高度な単語)
fussy 小うるさい、神経質な(必須単語)
cede 譲る、割譲する
wheelbarrow 手押し一輪車(あまり出てこない単語)
behest 命令、要望
be poised to do~ 用意が出来ている、いつでも出来る(常識的なイディオムだがすっかり忘れていた)
epochal 新紀元の(かなり高度な単語)
bleary かすんだ
linchipin (荷車などの)輪留め楔
smelter 製錬工(案外しらない単語)
craggy 岩の多い
gush どっと溢れ出る
suffocate 窒息死させる(これは必須単語)
folly 愚かさ(これも必須単語)
naysay 否定する(案外知らない単語)
staunch しっかりした
ambient 包囲した、取り巻く
oafish バカな、まぬけな
wrangler 論争者(ジーンズのラングラー。カウボーイという意味もある。)
nonentity 取るに足りない人(かなり高度な単語だが、non とentityから類推可能。)
noose 輪縄、引き結び(絞首刑の縄の結び方がこれにあたる。)
afar 遥かに、遠くに(常識的な単語)
parvert 曲解する
preculation 公金費消(高度な単語)
pooh-bah 尊大で無能な役職兼務者
cognoscenti 専門家(相当高度な単語)
等々。寒くなってきそうですが、来週も頑張っていきましょう。