熊本で震災があってから1カ月以上が経過しました。
未だ避難生活を強いられている方が1万人以上。本当に心が痛みます。70歳以上のご高齢の方の中でも1カ月も車中泊を続けておられる方も多く、疲労は極限に達していると思いますので、対応は一刻を争います。
しかし、日本政府の対応はあまりにもお粗末です。
一方で、出張で一泊20万円もするホテルのスイートルームを泊まり歩いたり、助成金(すなわち国民の税金)で家族旅行したり、美術品をヤフオクで買いあさったりする舛添都知事のような公私のけじめもつけられない私利私欲に走る馬鹿な政治家がいたりして、この国の政治家のレベルの低さには今更ながら呆れてしまいます。(僕も東京都民です。)
民主主義による有権者のチェックが厳しい欧米では、各地でデモが起こり、こんな知事は即クビでしょう。
僕が首相なら、動くホテルと呼ばれる飛鳥2やイギリス政府からクイーンエリザベス2世号などの客船を10隻ほど借入れ、熊本港に入港させ、車中泊で苦しんでおられる高齢の方から順に即収容します。(熊本港は2013年の大改造によって大型船も入港出来るようになった。仮に余震で津波がおこっても2万トン以上の船であれば対波性が高く、むしろ船上の方が安全。)
人命救助に熱心なイギリスならば、100億円も払えばクイーンエリザベス2世号だってその他の客船だって1年間ぐらい喜んで貸してくれるでしょう。今から数カ月かけて仮設住宅を作ります、とかそんな悠長なことを言っている場合ではありません。船ならば2週間もあれば回航できます。
補正予算も参院選をにらんだばらまきや舛添知事の私利私欲に使われるくらいであればたとえ1,000億円かかっても、こういうことに使われるのであれば、国民は納得するはずです。(納税者の一人として、少なくとも僕は納得します。)
奇抜すぎる考えですが、この程度の事さえ考えずに私利私欲を貪り、のうのうとしている政治家が多すぎます。僕のブログを政治家が読む確率は非常に低いですが、是非真剣に考えてほしいと思います。