英語学習のためだけにブログを書いているわけではないですが、昨日TOEICについて触れたので、さらりーまんの英語について、書いてみます。最近は英語力を昇進や採用の基準とする会社も増えてきて、管理職にはTOEIC XXX点とか打ち出している会社もありますね。普通のさらりーまんとしても英語と無縁ではいられなくなっています。
しかし、私の個人的意見では、日本人の英語力は、ここ20年それほど上がっていないと思います。というより欧州はもとよりアジアでも最下位に近く、日本より英語力が低いのは、ほとんど海外からの情報が鎖国状態にある北朝鮮だけです。
不況とはいえ、まだ相対的に豊かであるはずの日本が、何故そうなのでしょうか?
個人的な意見を書いてみます。
まずよく言われるように、日本は四方を海に囲まれて、戦後の一時期を除いて、外国に占領されたこともなく、民族もほぼ単一なので、英語を全くしゃべらなくても、生きていくのになんの不自由もない、ということです。イスラエルやポーランド等、しょっちゅう国境が変わっている国とはそこが違います。
もう一つは、英語と日本語は、言語的にも全く共通点のない、他者だ、ということです。ドイツ語と英語は、同じゲルマン語族に属し、遠い親戚のようなものです。ドイツ人は、すぐに英語をしゃべれるようになります。ロシア語やチェコ語も大きな意味ではインド・ヨーロッパ語族で、祖先が同じようなものです。日本語は、祖先も違い、親戚でもない、アルファベットも使わない、全くの他者です、続きは次回。