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逆襲するさらりーまん

ーやっとこさ英検1級、通訳案内士試験合格。しかし英語の道は長い。基本的にやり直し英語+その時々に思うことなど。-

溜まった『TIME』をどうするか?

2019年09月01日 12時00分27秒 | 一般的英語学習

9月に入ったというのに、まだまだ暑い日が続いていますね。

今年の夏は酷暑の上、僕は仕事の関係で、8月中旬にイギリスの大学から教員・学生が夏休みを利用したサマープログラムの共同研究で来学する受け入れで、お盆休みはまったく取れなかったので、非常に疲れました。(代わりに9月9日~13日まで1か月遅れの夏休みをとりますが。)

忙しかったので、『TIME』の読破は言うに及ばす、英語の学習の時間はここ1か月、まるで取れていません。またブログの記事の更新も1か月以上していません。

現在読んでいる『TIME』は6月3日ー10日合併号です。

3か月以上『TIME』を溜めてしまいました。『TIME』は定期購読しているので、定価よりも安いとはいえ、それでも相当高いので、3か月分を捨ててしまうのももったいない。

そこで、この3か月分の『TIME』はカバー・ストーリー(約50ページある中の6~8ページ)だけ読んでキャッチアップを図ることにしました。生来なまけものの僕は、以前のように全ページ読もうとしてもどうせ挫折するに決まっています。ゆる~い縛りとしてカバー・ストーリーだけを読むことで11月頃までには最新号に追いつくと思います。

また、最近、以前覚えた単語の忘却が著しい。6,000語レベルの単語も忘れてしまっていることがあります。

そこで、補助として、

を使うことにしました。これも無理に全部覚えようとしてもどうせ挫折するので、隙間時間に時折パラパラとめくる程度です。

これらのことで、僕の英語力が向上あるいは維持出来るほど甘くはありませんが、『何もしない』よりはましです。挫折しない範囲で、ぼちぼち学習を続けます。

 

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ほんやく検定 結果報告

2019年04月12日 13時18分35秒 | 一般的英語学習

1月の下旬に受けたほんやく検定の結果が郵送されてきました。

結果は、またしても『不合格』です。

今回は試験当日もかなり出来がよかったし、自分の回答を記録に残し、後で読み返してもそれほど変な翻訳ではなかったので、まず合格しているものと結構自信がありましたが、結果は『不合格』。

なにが悪いのか自分でもよく分かりませんが、こなれた日本語になっていないことが原因でしょう。

7月にまた受験します。

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最近の学習状況

2019年03月09日 11時23分36秒 | 一般的英語学習

朝夕はまだ寒いですが、昼間はだいぶ暖かくなり、だんだん春の足音が近づいてきました。とはいえ、来週はまた寒くなるとの予報ですが。

1か月以上ブログの記事が更新出来なかったにも関わらず、たくさんの方々に弊ブログにご訪問頂き、有難うごさいます。

言い訳めいていますが、この1か月間、還暦を過ぎた僕の『就活』で色々と忙しく、ブログを更新する時間がありませんでした。

最近、大抵の大企業は、『政府の指導』によって、60歳の定年を過ぎても、同じ会社に再雇用という形で65歳前後まで働けるようになってきましたが、僕の場合は以前ブログの記事で書きましたように、65歳までの再雇用の道は選ばず、色々と考えましたがスッパリと60歳で大学卒業以来37年間務めていた会社を辞めました。

60歳以上も積極的に雇用を延長しろ、という『政府の指導』や『一億総活躍社会』を目指す、というスローガンは、単に政府の年金政策の失敗を、すり替えて言葉で美化したに過ぎません。僕は政府の言う『一億総活躍社会』とは別の意味で自分のささやかな能力がすこしでも役に立つなら、多少の持病はあっても入院するほどではありませんので、隠居生活を送るのではなく、少しでも社会や多くの人と関わっていたい、と思うだけです。(自分のやりたいことと、出来ることは話が長くなるのでここでは書きませんが、自分で明確に把握しています。)

しかし、前の会社を辞める前にも覚悟はしていましたが、60歳を超えての『就活』は予想通り厳しいですね。年齢だけで書類審査の段階で門前払いがほとんどです。

これは、当たり前のことといえば当たり前で、僕が40歳位の時はこちらが殺人的に忙しいのに、何もしないでぶらぶらしていて、ただ威張っているだけの50歳を過ぎたような人々には早く辞めてもらいたい、と思っていましたし、一時社員の採用も担当させられたことがありましたが、会社として一番欲しいのは、35歳前後の人で(20代ならばまだキャリアが形成されるまでに至っていない)、さらに言えば、特に大企業は人がだぶついていますので、50歳を過ぎて役員あるいは役員候補以外の人は全員辞めてもらいたい、というのが会社の本音です。(僕は役員でもその候補でもありませんでした。)

しかも、厚労省の雇用データの捏造が巷で話題になっているとおり、日本の経済は、安倍政権が『景気は回復している』というほどには回復しておらず、僕が考える実態はむしろ下降しています。(皆さんの実感も同じだと思います。)

そんな厳しい環境の中で、僕の『就活』は忙しく、また長期戦になりそうですが、そのこと自体は予想した上で自分で選んだ道ですし、またあまのじゃくの性格で既存のレールの上を歩くのはあまり面白いとは感ぜず、人と違ったことをやる方が面白さを感じますので、たいしてしんどくは感じていません。ただ英語学習の時間があまりとれていないのが少し悲しい。

英語の学習は以上のような状況なので多くの時間は取れませんが、細々と時間をみて続けています。

さて、1月21日号の『TIME』の表紙は、われらが大坂なおみさんです。(かなり前の号で『TIME』もだいぶ溜まってきています。)表紙だけではなく、カバーストーリーも彼女についてです。日本人(彼女はアメリカの国籍も持っていて、22歳になったらどちらかを選らばなければなりませんが)が『TIME』の表紙もカバーストーリーも飾ることはあまりなく、快挙です。(しかも1月21日号の発行時にはまだ全豪オープン前です。)

『TIME』の記事の論調は彼女の攻撃的なテニススタイルとはうって変わった控えめでむしろシャイな人柄に好意的です。永く女子テニス界に君臨してきたウイリアムス姉妹の後継者と捉えています。

最近初めて出会ったか、忘れてしまっていた単語
snail    カタツムリ(基本的な単語だが忘れてしまっていた。)
clumsy    不器用な、ぎこちない
chrysails    さなぎ(この単語は難しい。)
stasis    血行停止
biennium    2年間(この単語も難易度が高い。)
kowtow    叩頭の例(この単語は初見でしたが、読めば確かにコウトウ)
strew    まき散らす、ばらまく
coy about    いやに無口な
foyer    休憩室、ロビー(基本的な単語)
conversant    親しんで、精通して(よく出てくる単語)
hiatus    割れ目、ひび
gamification    ゲームの要素を持ち込むマーケティング手法の一種
sci-fi    空想科学小説の(よく出てくる単語)
brainteaser    難問、クイズ(難易度の高い単語。brain + teaser で何となく想像出来る。)
shortlist    候補者名簿(short がつくからといって『すでに人数が絞られたリスト』ではない。)
archetypal    原型的な
perpetrate    犯す、しでかす(英検1級頻出単語)
stun    気を失わさせる(基本的な単語)
vertriloquism    腹話術(一見難しそうな単語だが腹話術のこと)
crumudgeonly    不愛想、不機嫌(難易度の高い単語)

等々。まだまだいっぱいありますが、今回はこの辺にしておきましょう。







 

 

 

 

 

 

 

 

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ほんやく検定 受験記録

2019年01月27日 20時10分26秒 | 一般的英語学習

昨日、ほんやく検定を受験しました。

この試験は時間になったらネットで問題が配信され、回答をアップするというネット試験です。

昨年の今頃も受験しましたが、不合格でした。

今年も昨年と同じく、英文和訳で、カテゴリーは政治経済です。

英文はThe Japan Times から採ったもので、それほど難しくはなく、アメリカの下院選挙についてでした。今回は画像を150%に設定していましたので、前回のように問題文が小さくてよく読めない、ということもなく、時間も相当余りました。

文章は難しくなくてもこなれた日本語になっているかというとまた別問題で、今回も3級にも引っかからないかもしれない。(1級から3級は回答の出来で決められます。)

ほんやく検定に合格するのは今年の目標の一つでしたので、合格するまで受け続けます。

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明けましておめでとうございます

2019年01月01日 21時56分00秒 | 一般的英語学習

皆さん、明けましておめでとうございます。

関東地方はよく晴れた暖かい元旦でした。

さて、今年の僕の目標ですが、次の3つに決めました。
1、自分のやりたいこと、生きがいにつながる仕事に就く。NPOでもボランティアのようなことでも構いません。特に高額な年収はもう食べていくのに必要ありませんので、やりたいことが出来るか、中身重視です。
2、ほんやく検定でせめて3級を取る。
3、ゴルフのスコア90を切る。

あまり高い目標を立ててもどうせ挫折するのは目に見えていますので、今年はこの3つです。

本年も宜しくお願いします。



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2018年も大変お世話になりました

2018年12月31日 11時34分44秒 | 一般的英語学習

関東地方では、気温は低いですが、晴れたすがすがしい大晦日です。

あっというまに2018年も12月31日になってしまいました。最近特に時の流れが速いと感じます。

今年の一番の出来事は、大学を卒業して37年間勤めた会社を定年退職したことです。このまま”隠居”生活を送るつもりはなく、現在何か役立てる仕事はないか求職中です。

元旦に立てた今年の目標は
1、TOEIC 950点以上を取る。
2、ほんやく検定を受ける。(合否に関わらず、まず受ける。)
3、ゴルフのスコア100を切る。
でした。

1、は忙しさにかまけて受験もしていない。
2、は7月に受けましたが不合格
3、は1月3日に95を出して目標を88に変更しましたが、今だに95を超えていないので、未達成というべきでしょう。

2019年の目標はまた明日の元旦に立てますが、TOEICはもう受けないと思います。

さて、遅ればせながら、『TIME』12月10日号を全ページ読了しました。

写真の青年は、昨年12月に31歳の若さでオーストリアのChancellor(オーストラリアは大統領制なので、Chansellor は首相にあたる。)に就任したセバスチャン・クルスです。彼は一時兵役についていたことがあり、まだウイーン大学の学生でもあります。


彼の政治信条は、右寄りで移民の受け入れ反対、自国の利益優先主義で、隣国のドイツと対極をなし、移民受け入れにより仕事がなくなったと考える人々の反動でこの若さで首相に上り詰めました。

フランスでも極右のル・ペンが一時政権を取りそうな勢いでしたが、結局はマクロンが大統領になりました。しかし、彼は燃料税などの課税で国民の反感を買い、デモがパリをはじめ、フランス各地で起こっています。またドイツのメルケル首相も現在の任期が終わる2021年には首相を退くと表明しており、アメリカのトランプ大統領をはじめ、世界は移民排除、自国中心主義に流れています。

今週出会った忘れてしまっていたか初めて出会った単語
rangy    手足のひょろ長い
slick    なめらかな(常識的な単語)
imposition    課すること
rack up    上げる
co-opt    新会員に選任する
disdain    ~を軽蔑する
stodgy    腹にもたれる
unrepentant    後悔することのない
infallibility    絶対に誤りのないこと
pedagogue    教師、教育者(難易度の高い単語)
boudoir    婦人の私室
sultry    蒸し暑い
frizzle    縮らせる
frailty    もろさ
carnality    肉欲
portly    肥満した
sausy    生意気な
warily    用心して
veneer    張り板(べニア板のveneer)
brat    子供、ガキ
schlock    低俗な、くだらない(難易度の高い単語)
dashcam    車載カメラ
jilt    男を捨てる女
mirthful    陽気な、はしゃぐ
aplomb    沈着、落ち着き
等々。

2018年も大変お世話になりました。時として記事の更新に時間が空くこともたくさんありましたが、弊ブログにご訪問いただき、有難うございます。

2019年もよろしくお願いいたします。
皆さんにとって2019年がさらに良い年になりますように!

 

 

 

 

 

 

 

 

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特に何もないクリスマスイブ

2018年12月16日 11時58分06秒 | 一般的英語学習

今日はクリスマスイブですね。

バブルの頃のクリスマスイブは、ティファニーや有名宝飾店の前は彼女へのプレゼントを買う男の列や(いっぱいもらう人気のある女性はあくる日に質屋に持ち込んで現金に換えてしまう。)一食数万円もするフレンチやイタリアンの高級レストランは1か月以上前から予約で一杯、ついでに12月24日のホテルも予約で一杯という、狂騒的な状態でしたが、ここ数年はすっかり落ち着いてきましたね。

僕もクリスマスイブが嬉しい歳でもないので、昼間はしこしこと年賀状を書き、夜は家でチキンとケーキを食べ、特に何事もないクリスマスイブです。

さて、前の会社の退職のばたばたに紛れて、中々読めなかった『TIME』ですが、ようやく9月17日号(!)を全ページ読了しました。ばたばたして購読料の支払いを忘れていた期間があり、次は12月10日号から購読を再開しています。

今週久しぶりに1冊1週間の期間で通読しましたが、1週間で1冊通読するのは、かなりしんどい。『TIME』の英文は簡潔ですが、使われている単語が高度なことと、比喩や暗喩など、背景を知らないと意味が分からない表現も多く、かなり頭が疲れます。

9月17日号のカバー・ストーリーはアメリカ下院議員のナンシー・ペロシについてです。アメリカの、特に政治に関する記事については、僕はどの議員が何派でどのような政治信条を持っているのかの詳しい背景知識を持っていないので、色々な議員の名前が記事に出てきても、アメリカ人に馴染みがあっても、僕にとっては記事の方向性を捉えるのはかなり難しいです。

ペロシについては、そんな僕でも知っているアメリカ下院に長らく奉職し(当選11回)、女性で初めてアメリカ下院議長をつとめたことがあり、米軍のイラン派兵に最後まで反対したり、LGBTに早くから理解を示したり、民主党のリベラル派の重鎮として現在も下院の民主党院内総務を務めていることは知っていました。『TIME』の世界にもっとも影響を与えた100人に選ばれたこともあると思います。

しかし、9月17日号の『TIME』の記事では、どちらかというとネガティブに書かれており、彼女も78歳、若手の民主党議員の中からはそろそろ世代交代を求める声も上がってきています。しかし、現在のアメリカ下院では彼女に代わる影響力のある人物は見当たりません。来年1月の下院議長に選ばれる可能性は大きいです。

今週新たに出会ったか忘れてしまっていた単語
sunfish    マンボウ(マンボウのことをsunfishというのは知らなかった。)
halcyon    カワセミ、穏やかな
evince    表す
peeve    いらいらさせる
pallbearer    棺を担ぐ人(かなり高度な単語)
pathological    病理学上の
foolproof    誤解の余地のない、確実な(『バカの証拠』ではない。)
snigger    くすくす笑う
undertow    逆流、引き波
abject    みじめな、落ちぶれ果てた(常識的な単語)
crockery    瀬戸物、陶磁器類(かなり高度な単語)
decapitate    首を切る
perk    元気を取り戻す
ineffable    言いようのない、言語に絶した
kiddo    きみ、おまえ
helpmeet    助けになるパートナー
angst    不安、苦悩(常識的な単語)
等々。それでは皆さん、よいクリスマスをお迎えください。










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最近の学習状況

2018年12月06日 17時48分01秒 | 一般的英語学習

随分とご無沙汰しています。

ここ数週間の英語学習状況です。

まず、サイマルアカデミーのインターネット講座の一つである『英日実務翻訳講座(全10回)』を終了しました。この講座では、いわゆる受験英語の直訳的な英文和訳に対し、否定的な見解で貫かれていますが、ではどこまでこなれた日本語の意訳にすればいいのか、もう一つ決め手に欠いているような気がしました。英文は文末からではなく、文頭から順に訳していく、ということと意味チャンク(意味を持つ文章の集まり)ごとに訳していく、そのためには元の英文をすっきりと分かりやすい英文に書き換えることが重要、とのことですが、翻訳には翻訳者の個性も反映し、こればかりは自分で訳した文章を、第三者の翻訳家から数多く添削してもらう以外、上達の道はなさそうです。

次にここ2か月の環境の激変にかまけて、ほっておいた『TIME』ですが、9月3日/9月10日合併号をようやく全ページ読み終わりました。3か月遅れですね。

The world's Greatest Places 100 destinations 』ということで、今まで『世界にもっとも影響を与えた100人』や『世界にもっとも影響を与えた出来事 100』などの企画はありましたが、もっとも素晴らしい場所という企画は僕の知る限り、『TIME』では初めてです。

日本の場所はないかと探してみたら、東京 巣鴨の人気ラーメン店の『蔦(Tsuta)』が選ばれていました。ラーメン店としては初めてミュシュランの☆を獲得した店ですが、朝6時からすでにお客さんが行列を作っている(と『TIME』に書かれています。)

あと、暇なときにインターネットラジオのWNYCかBBC world service を聞き流しています。


最近新たに出会ったか、忘れてしまっていた単語
helix    螺旋
stargazer
   天文学者(astronomerの同義語。かなり高度な単語)
subacute    亜急性の(初歩の医学用語だが、sub とacuteから想像はつく。)
henchman    信頼できる部下(『TIME』などにはよく出てくる単語。すっかり忘れていた。)
troglodyte    有史以前の穴居人(難度の高い単語)
turret    小塔
latchkey    掛け金の鍵
horticulture    園芸(難度は高いが知っておいたほうがよい単語)
cistern    水槽
等々。早く語彙力が2万語までの域に達したいものです。ただ知っていることと、運用できることの間には大きな隔たりがありますが。











 

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株式投資ー オマハの賢人 ウオーレン・バシェット

2018年10月31日 19時09分29秒 | 一般的英語学習

秋晴れのスカッとした日が続いたと思ったら今週は雨模様です。

銀行に預けても、普通預金の金利が、一部のネット銀行を除いて、年0.001%(仮に1万円預けたとしても受け取れる金利は0.1円!)6か月以上定期預金でも年0.01%(1万円預けても金利は1円)という歴史上稀にみる低金利、実質ゼロ金利では、お金を銀行に預けずに自分で運用しようとする人が増えても当然です。

僕も30年前から自分で株式や投資信託への投資を行っています。9月末に定年退職し、次の仕事のオファーまで平日でも余裕があるので、最近はネットで企業の株価の上げ下げはほぼ毎日注視しています。ですが、どの会社の株が上がるかなんて、誰にも予測出来ませんので、まあ株式投資や他人(ディーラー)に投資をしてもらう投資信託はギャンブルと同じです。また日本での株価の動きはファンドメンタルズ(企業業績)に沿って動くわけでもなく、その時々の投資家の心理や仕手筋の戦術で動くので、論理的にも必ず上がる株というのは誰にも分からず、そういう意味ではギャンブルです。

しかし、競馬や競輪、パチンコや宝くじなどのギャンブルは、最初から興行主(競馬や競輪は地方公共団体や運営団体、宝くじは銀行)に必ず掛け金のうち30~40%は抜かれてしまい、たまたま大穴を当てたり、宝くじに当たったりすることもありますが、長く続けていれば、必ず負けることが決まっているギャンブルです。僕は競輪や競馬に手を出したことはなく、宝くじも今まで数百円程度で夢を買っただけです。

カジノが解禁されている海外(日本でももうすぐ解禁されますが)では小使いでよくルーレットをやりましたが、比較的勝率が高いルーレットでさえ、勝率は5割にはなりません。(番号の中に0があり、0は黒でも赤でもないので赤にずっとに賭ける、あるいは黒にずっと賭ける、という単純な賭け方でも勝率は5割にはなりません。)

株への投資も自分で売買出来るわけではなく、必ず証券会社を通して売買しなければならないため、証券会社に売買手数料を取られるので、平均すると勝率は5割にはなりません。しかし、株式投資とほかのギャンブルのと違いは時間を味方につけることにあります。競輪、競馬、パチンコや宝くじは1回ごとの勝ち負けですが、株式は購入ごとに毎回決済するわけではなく、一定期間保有することができます。長期的に見れば、株価は会社の業績が上がるのと比例して上がり、普通は会社員の誰もが業績を上げたいと思って日々働いているので、業績を上げ続けている会社の株は必ず上がります。

そのあたりのことはこの本に易しくまとめられています。

世界の名だたる投資家の中に、ウオーレン・バフェットという人がいます。彼の名前はご存知の方は多いと思いますが、投資で得た何兆円という資産のうち、8割以上を寄付し、自らは60年前に3万5100ドルで買ったネブラスカ州オマハの質素な家(といっても日本の基準からみるとかなり大きな家だが)に今もずっと住み続け、好きなものはコカ・コーラとマクドナルドだという人です。彼の投資スタイルは投資が会社を育てるという、本来の株主資本主義のあるべき姿で一貫しており、俗にいうハゲタカファンドや仕手筋とは一線を画するものです。もう少し知りたくなりこの本を読んでみました。

てっきり彼自身が書いた本と思ってアマゾンで購入したのですが、書いたのは彼の義理の娘のメアリー・バフェットと彼の弟子のデイビット・クラークです。2日もあれば読める平易な本ですが、バフェットの投資のスタイルがよく分かります。

僕も株式投資で年間数百万円儲けたこともあり、生涯勝率でいえば6割程度ですが、大切なのは儲けたお金をどう使うか、です。紙幣に色がついているわけではなく、ただの価値交換の手段にすぎません。しかしお金は不思議な魔力を持ち、その使い方でアッという間に浪費してしまうことも出来れば、人の命を救うこともできます。

株式投資はあくまで自己責任で、生活資金までつぎ込んではいけません。また何のために投資で儲けたいのか、考える必要があります。バフェットの投資方法は非常に参考になります。

 

 

 

 

 

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毎日が日曜日

2018年10月17日 20時05分24秒 | 一般的英語学習

ご無沙汰しております。

9月末に37年間勤めた会社を定年退職してプータロー生活も早や3週間。毎日が日曜日です。

ごの間、ゴルフに3回行ったり、株のデイトレーディングをやったり、映画を見たりして過ごしていますが、ナマケものでは人後におちない僕もさすがに退屈してきました。(見方によれば、なにもしなくても食べていけるのは結構なことだ、という考えもありますが。)11月からは再就職活動を開始します。

コミックのダイジェスト版を読んで興味を持ったので、『LIFE SHIFT  100年時代の人生戦略』を読みました。

この本によれば、かなり高い確率で現在50歳代の人の寿命は90歳を超え、20歳代の人の平均寿命は100歳を超えるということです。

いままでは、人生は学校での勉強、卒業して就職、定年後の老後の3つのステージしかなかったが、今後は平均寿命の伸びで、人生のステージは4つにも5つにもなる、ということです。僕もまだ人生のようやく3分の2を終えたばかりですので、残りの3分の1をさらに充実させるため、自分に合った仕事探しと勉強は続けます。

本当は大学院に入ってじっくり勉強したいのですが、それほどの時間的余裕もないため、通訳・翻訳業界では定評のあるサイマルアカデミーのE-ラーニングの講座の中で、『基礎からはじめる通訳トレーニングー通訳訓練法と実践演習』と『英日実務翻訳講座』の2つの講座を受講しています。

『TIME』の購読はは9月末までの定年前の忙しさから、購読料を滞納していたら、10月以降送られてこなくなりましたが、また再開しています。

 

 

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