プロヴァンス旅行2日目

2009年05月04日 | リュベロン/ボクリューズ旅行


先ずは朝ご飯。パンの他に、ヨーグルトと暖かい飲み物が出ました。
クロワッサンとチョコパンは普通のより1.5倍くらい大きい!
思いっきりお腹一杯になりました。

この日はルールマランの町の朝市の日。
ホテルの前にお店が沢山並んでいました。


カルパントラの苺。

ニンニク。

プロヴァンスでもボクリューズ県の方は農家も多いので、新鮮な野菜が沢山並んでいます。

でも私たちの目的は、カルパントラの朝市。
何でもボクリューズ1大きいらしく、食べ物の他にもいろいろ売っていると聞いていたので楽しみにしていました。


カルパントラの噴水。
これ、ガイドブックに写真が載っていて、私は勝手に町のメインストリートに長ーく噴水が続いているのかと思ったのですが、実は2つだけ。

でも朝市の方は活気があって、街全体にお店が並んでいる感じでした。
私はここで、カゴを2つ購入。
よく出店で売っているカラフルなのではなく、オリーブオイルを絞る時に使うツタで編んだカゴと、地元の木のツタ(なんだかわすれた)を編んだものの2つ。
作りかけのブティや編み物を入れるつもりです。

それからプロヴァンスプリントの生地も買いました。
生地屋は何軒か並んでいて、綺麗な布も沢山ありました。
家の方は、プロヴァンスプリントで作った製品は置いているのですが、布はほとんど見かないんです。

エクスなどにブティックがある有名店はメーター3000円からしますが、市場は1000円くらい。


もちろん苺もありましたが、まだまだ旅行が続くので断念。


午後は、グリニャン城を見学に行きました。
ここはボクリューズ県のお隣ドローム県になります。(境目のあたりです)

ここはセヴィニエ夫人の娘が嫁いだグリニャン伯の居城だったところで、セヴィニエ夫人が息を引き取った所でもあります。


城の入り口は中世風


城自体はルネッサンス風




中は美しいタピスリーや家具でいっぱいでした。

ここはガイド付きの見学のみで、ガイドさんはほとんどセヴィニエ夫人の話ばかりしていました。
私は建物やグリニャン家の方に興味があったのでちょっとがっかり。



城はもともと12世紀に建てられ、それからいろいろ改築されたそうです。
グリニャン伯の名前はアデマール・ド・モンテリマール。
近くにモンテリマールと言う町と、アデマール城があるので、おそらくその辺まで領地だったのだと思います。

セヴィニエ夫人の娘婿、フランソワ・アデマール・ド・モンテリマールはプロヴァンスの国王代理官に任命された為、パリではなくこのお城に住んでいました。
オランジュの町をオレンジ公のナッソー家から取り戻したのも彼です。


これでこの日の観光は終わり。

ちょうどタヒチにいた頃斜め下の部屋に住んでいたセルジュが、新しい任地のフランス領ギニアから帰って来ていたので、会いに行きました。
彼はヴォクリューズに家があるんです。

ついでにもらった桃で作った桃酒をあげました。
梅酒はまだ寝かせるので次の機会に...

夜は私たちの宿のあるルールマランのレストランで食事。

豚肉の詰め物を注文しました。




内蔵とかも入っていたようで、臭いがキツかったです(涙)


気の毒なセルジュは本当ならもう定年で優雅な引退生活のはずだったのに(そして書類も揃っていたのに)、産まれたのが法改正の1ヶ月前だった為、前の法律に従ってあと3年働くそう。

1ヶ月が3年.......

『お袋を訴えたい気分だよ』とこぼしていました。
天国のお母さんもそんな事になっているとは思わないでしょうに(笑)



びっくりした

2009年05月03日 | フランス生活
昨日家に戻って来ました。
旅行、思い出に残る素敵なものになりました。

今日は、冷蔵庫が空っぽなのでカルフールへ買い出しへ。
昨日はメーデーのお休みだったからか、お店は人でいっぱいでした。

そこで凄い物を見ました。

それは、、、










乾物売り場(生鮮食品売り場の1列となり)で、う◯ちをした赤ちゃんのおしめを膝の上で取り替えるおばちゃん







洋服が汚れていたから多分漏れちゃったのだと思いますが、なにも店の中で(しかも食品売り場で)取り替えなくても........

年齢から赤ちゃんの母親かもしくは若い祖母だと思います。もう一人一緒に女の人がいたので、その人にカートを任せて、赤ちゃんと店の外に出る事も可能だったし、外にはベンチもトイレ(おむつを取り替える台がある)もあるのに。


正直ショックでした。
手も洗わずに、買い物を続けるのだろうし。


もちろんこんな事滅多にないことですよ。いくらフランスでもあり得なさすぎ。



でもフランスで生ものを買うときはやっぱり良く洗おうと思いました。