ティファイファイ展が始まりました

2007年06月12日 | ティファイファイ
毎年4月末から始まるティファイファイ展ですが、今年は大統領選挙で市役所が使えなかった為、今月に延びていました。
6月7日から10日間、パペーテの市役所で開催されています。

今年はヘイヴァの手工芸展が近いからか(6月20日から)、参加しない人もいるようで毎年見かける人がいなかったりしています。会いたかったオーストラルの子も来ていなくて残念。

でも過去2回友達のスタンドをお手伝いしていたので知り合いは増えて、私が覚えていなくても相手が覚えていて『元気だったかい?』とか話しかけられたしするようになりました。
ことしは、不定期(?)で他の友達のスタンドにお邪魔する予定。


ティファイファイ展は毎年テーマが決められていて、参加する作家さんは必ずこのテーマの作品を作らなければなりません。
テーマはコンクールにもなっています。

今年のテーマはファラ(パンダヌス)
籠を作るのに使う葉が取れる木の事です。

会場には大きな実が飾られていました。




木の実を崩してレイの飾りにしたりするのですが、試しに作家のおばちゃんに聞いたら、なんと食べられるのだそうです。
ただし、好きずき。喜んで食べる味ではないそうです。
あと、幹もヤシの芯のように食べられるそうですが、いまでは食べる人はいないと言っていました。

おばちゃんが、ぽつり
『すっかり忘れられちゃっているけど、私たちの周りには昔は食べていた物がいろいろあるのよね 』



ちなみに、この木の花の名前はヒナノ。(タヒチアンビールの名前がヒナノなんです)


コンクールで1位になった作家さんは私と同じ町に住んでいて、見せてもらった作品集には様々なデザインのティファイファイがありました。鹿やシャチなんて変わり種もあったりして。
どれも素敵なデザインでした。


そうそう、私が切ったティファイファイも何点か売られています(笑)
友達に頼まれて絵を描いたんです。
売れるかしら................

花の冠をつくりました

2007年06月09日 | タヒチ生活
先日、旦那の幼なじみ(タヒチアン)が帰郷するので、花の冠を作ってお迎えに行きました。

籠バックを作る時に使う、乾燥したパンダヌスの葉を編んで、それに糸で花を縫い付けて行きます。
ちょうど友達の庭にハイビスカスが綺麗に咲いていたので、それを使ってつくりました。





初めてにしては上出来じゃないかなと思っていたら、タヒチアンのおばあちゃんに『ハイビスカスはだめだよ。夜にはしぼんでしまう』と言われてがっかり。
しかも思った以上に大きいので、奥さんにと作ったのですが、旦那の幼なじみの頭に乗せることになりました。



そして夜、お迎えの時間になって見てみると,,,,,,,,,,,,



,,,,,,,,,,,,,,見事にしぼんでいました。



でも、他の花が元気だったのでそうくたびれた感じにはなっていませんでした。



よかった。

ココナッツの芽

2007年06月08日 | タヒチ生活
ティファファイの友達の所で発見。
芽が出たばかりのココナッツ。かわいい。

あとで食べようと言う話になっています。


ちなみに今日からティファイファイ展がパペーテの市役所で開催されています。
今年は6月20日から始まるヘイヴァの手工芸展と時期が近いので、ちょっとタイミングが悪いです。
本当は例年どおり4月下旬から5月頭までなのですが、大統領選挙で市役所を使うため、延びていたんです。


でべそのココナッツ

2007年06月06日 | Weblog
今日は友達の家に行って来ました。
彼女とはウマが合うのか、一緒にいるととても楽しいので週に1度はお邪魔して1日中います。
成人した娘さん達も、旦那のもと同僚の生徒でもある中学生の娘さんも、旦那さんも、近所に何人もいる親戚の皆さん(タヒチアンは家族が多い上に親戚も多いんです)も、みんないい感じ。

タヒチ料理を教えてもらったり、逆に私が知っている料理を教えたり、パレオを染めたり、くっちゃべったり(笑)
話は尽き無い物で、家に送ってもらってからも上がってもらって話し込んじゃいます。

今日はパンの焼き方の説明をしてきました。チーズパンにチョコロールパン。
タヒチアンは力があるので捏ねるのも上手。美味しく出来上がりました。


途中、ココナッツの実を割ってもらうのに近所の男の子がやって来ました。
彼女の家は女ばかりなので旦那さんがいない間の力仕事はこの子に頼んでいるようです。

ライアテア島から遊びに来ている甥っ子が病気なのでココナツで何か作るそう。先日のハイビスカスのような民間療法のようです。

ふと、割れたココナッツを見てみると、1つだけですが中に『でべそ』の様な物が付いています。



友達に聞くと『食べてみな』と言うだけ。

恐る恐る取ってみると、こんな感じ。



ココナツには穴があいています。




これ、実は芽の部分なんです。タヒチ語でエウトと呼ばれています。


友達がわざわざ芽が大きくなっているココナツを男の子に割らせてみせてくれました。



こんなになります。ちなみに、左側のが少しかけているのは娘さんが味見しちゃったから(笑)

そのまま食べるとちょっと生臭いので私は苦手です。
でもこれで饅頭を作ると美味しいんですよ。ココナッツミルクをかけて食べるんです。


出来上がったパンを味見するのにコーヒーを入れてくれました。

友達曰く『タヒチアンコーヒー』。


コーヒーメーカーが無いので、ざるにキッチンペーパーを入れてフィルターの代わりにしています。




無いときは、ある物で済ます。

これ、彼女の座右の銘です(笑)


できあがり

2007年06月06日 | グルメ
こんな感じでした。

元々のチキンが中華風の味だったので、アジアンチックは味のチキンパイになりましたが美味しかったです。

旦那も料理が好きなので、あれこれ意見を出し合って、つぎは、ズッキーニを入れてみようって事になりました。


八角の味がどうしても気になったので、次回からはフランス人が焼いているのを買ってこようと思っています。

同じじゃん............

2007年06月04日 | グルメ
先日初めてローストチキンを買いました。
タヒチでもフランスでもよく丸ごと焼いているのを見かけるのですが、買った事は無かったんです。
だって、食べきれなさそうだから。

でも先日思い切って買ってみました。

ちゃんとソースも付いてきましたが、こちらは中華味の甘くて八角がはいっているやつ。
これは苦手なので、自分でタレをつくって食べてました。


おいしい


でもね、やっぱり2日かかっても食べきれない。
しかも旦那はあんまり鶏肉は好きじゃないし(そのくせ、唐揚げやつくねやタンドリーチキンは好物)。


いい加減飽きたので困っていたら、旦那が子供の頃ママンが残り物で作ってくれた料理を思い出しました。


旦那:ほら、あれあれ。ベシャメルで和えてさ焼くの。
私:チキンパイ?
旦那:ちがうよ。イギリス人じゃあるまいし。あれあれ、丸くてさタルトなの。
私:チキンパイじゃない。
旦那:ちがうって!ほら、ミッシェルおじさんがさ買って来たら中身が無かったやつ。
私;あー、ブッシュ・ア・レンヌね。
旦那:それそれ。


ちなみにブッシュ・ア・レンヌとは円形のパイ生地に詰め物をした料理。
こんな感じの焼き上がった皮がスーパーに売っています。





............同じじゃない。


でも旦那はチキンパイではないと主張。なんだろ、サッカーだかラグビーだかでまたイギリスに負けたのかな?


しょうがないから、ブッシュ・ア・レンヌ皮を買いにスーパーに行ってみると..........4個で500円ですよ
どんな高級残り物料理なんだか。


これには旦那も折れて、冷凍パイシートでイギリス風に作ることになりました。
昔、学生時代に表参道のパイのお店で食べた味を思い出しながらつくってみます。


さて、どうなる事やら。

タヒチの民間療法を試してみました

2007年06月03日 | タヒチ生活
タヒチアンの友達が、子宝に聞くと言う薬を作ってくれました。
タヒチ版漢方薬と言った所でしょうか、昔から伝わる薬だそうです。

まず、花びらが沢山付いているハイビスカスを煮る


ぐつぐつ2時間くらい煮ると、煮汁が真っ黒になります。



友達が言うには、飲む人の体の状況によって色が濃かったり薄かったりするそう。私のは濃いので重症?

この説明を聞いてた友達の甥(13歳)が、『おばちゃん、なんでその人の体のことが花にわかるの?』と聞くと、きっぱり一言『薬は知っているのよ』


煮終わったら花びらを取り出します。あんなに赤かったのに。


花を取り出したらレモンと砂糖を入れて冷やして出来上がり。

レモンを入れると嘘のように綺麗な赤色になりました。






味は、爽やかなレモン水って言った感じ。いま毎日飲んでいます。





投票に行って来ました

2007年06月03日 | Weblog
今日はフランスの国会議員を決める選挙の日。
タヒチでももちろん候補者がいます。

というわけで、朝から早々投票に行って来ました>旦那が。
私はもちろん選挙権はありません。

実は投票所に行くのはこれが2回目。
先月の大統領選はまだ日本にいたので見に行けなかったのですが、6年くらい前、まだフランスにいた頃、お義父さんに、くっつかって見に行った事があるんです。

フランスの方の投票所は家から歩いてすぐの小学校を利用していました。
原則として投票者以外は入れないそうなのですが、人もあまりいなかったのと南仏らしいルーズさ(笑)とで、見学する事ができました。

投票所は殺風景で(まあ日本も同じですが)、がらんとした教室に係の人が投票箱の後ろにいます。
投票者は横に設置されたシャワールーム位の小さな個室で、貰った候補者の名前が書いてある紙から、投票する人のを選んで封筒にいれます。(あ、ここはもちろん見せてもらえませんでした。まあ、お義父さんが誰に入れるかは知っていたのですが・笑)

そして封筒を投票箱に入れればおしまい。



さて、今日見て来たタヒチの投票所は...........
同じく小学校を利用していたのですが、入り口には政党の支持者がそれぞれの政党のイメージカラーのTシャツを着て旗を持って座っています。
そしておまわりさんがいる入り口を通って中に入ると..........バーベキューのいい匂い
ジュースもケーキもココナッツ水も売っています。

大統領選の時はもっと凄くて音楽隊(!)までいて、旦那は場所を間違えて学園祭かなにかに来ちゃったんじゃないかと思ったそう。


もうね、とっても陽気なの。

投票箱とか個室とかシステムは同じなのですが、違うのは個室のカーテン。
思いっきりタヒチアン柄(笑)


庭には椅子とテーブルが設置されていて、みんな好きずきに食べてるし、その横で候補者が話し込んでいるし。
候補者もアロハだから、他の人達にまぎれちゃって、旦那に言われなければ気がつかなかったくらい。

そうそう、候補者といえばこの前テレビでインタビューを受けていた人は、上半身裸で入れ墨だらけ。
なんだか、タヒチらしくて面白くなっちゃいました。


投票所では隣のご夫婦や、ヨガの友達(最近試験があるらしくてなかなかあえない)、山の上に住んでいる友達等いろいろ会えて、なんだか遊びに行った様な感じでした。

ちなみにお昼のニュースだと、午前中の投票率は12%前後。
どうも、サッカー試合の放送に重なったのと、小学校の学園祭が開かれているのとで、まだ人が来ていないよう。


うちのサッカー狂は、試合を録画していました。
選挙が最優先だからじゃなくて、午後遊びに行くから...............



あ、上の写真は投票所のじゃないですよ。