マルキーズ(マルケサス)紀行 序編

2006年03月17日 | 旅行・ホテル
例の如くなんちゃって地図です。大体の位置関係を掴んでもらうのに描きました。

先ずは旅にでるまでのお話しから.....


ちょうど旦那の休みが3週間あったので、旅行に行くことにしました。
ニュージーランドはガイドブックがまだ届いていないので(船便で日本からおくりました)せっかくだから後にして、オーストラリアはビザが面倒くさそうなのでほっておいて、海外は断念してポリネシアの他の地域にいくことにしました。(まあ、これも『海』外なのですが)

ソシエテ諸島(タヒチやボラボラのある地域)は週末でもいけるので、3週間の休みを生かせる遠い地域・オーストラル諸島かマルキーズ諸島を考えました。

オーストラルは8月頃鯨が来ることで有名です。それなら今じゃなくて夏休みの方が良いということで、マルキーズに決めました。

そこで情報を収集........ってあまり情報がないんですよね。フランス語のサイトも似たり寄ったりだし。
マルキーズは他のポリネシアの島々と違って珊瑚礁の無い、高い山々がそびえ立つ島々がメインで町も山を挟んで遥か遠く離れているといった感じです。

ですから泊まるペンションを間違えると観光に不便になるります。

私達はゴーギャンとベルギ-出身の歌手ジャック・ブレルの墓のあるヒバ・オア島と、マルキーズ1大きい島ヌク・ヒバ島に行くことにしました。ヌク・ヒバはタヒチ島の次に大きな島です。
(ちなみにマルキ-ズ1人口が多いのはウア・ポウ島です)

宿泊先はペンションを考えていました。ホテルより実際の生活に触れることができるのがペンションのいいところ。
ところがツーリストインフォメーションセンターのペンションのリストは、値段や設備の説明くらいで写真やランク付けなど選ぶ目安がありません。
値段も高い方が良い所というわけでは無く、去年のティケハウ島の様に他と変わらない料金なのに、明らかにランクが低いところにあたる事があります。

危険です。

ヒバ・オアは空港があるアツオナの町に観光スポットやお店などが集中しているので、アツオナに、ヌク・ヒバはダイビングセンターがあるタイオハエに泊まることにしました。

私の持っているガイドブックにはヒバ・オアのお勧めのペンションが載っていました。
清潔でいいって話なのでそこにしようかなと思ったのですが.........

旦那の生徒にヒバ・オアとヌク・ヒバ出身の子がいて、その子達に止められました。多分ガイドブックの情報が古いのだとおもいますが、載っていたペンションは老朽化してあまり良く無いんだそう。
その子達がいろんな事を教えてくれました。新しくて評判のいいペンションや、エクスカーションのお勧めスポットなど。

それから、ヒバ・オアの前に浮かぶタフアタ島でミニヘイヴァ(お祭り)が行われることも。

ヴェロ達に聞いたところ、四年に1度行われるマルキーズのヘイヴァは、人が多すぎてごたごたしているけど、ミニヘイヴァは観光客も少なくお勧めだそう。
これは行かねば。

というわけで、タフアタのミニヘイヴァに併せて日程を組んで(ヒバ・オア4泊、ヌク・ヒバ3泊)、いつもの旅行会社へ行ってみると...... 無くなっています。いつの間にかJCBのツアーデスクになってしまっていました。
それではと、今度はエアータヒチの事務所へ。エアータヒチではホテルやペンション付きのマルキーズ周遊チケットを扱っています。

動くのが遅すぎたのか残念ながらタフアタのミニヘイヴァの3日目まで空席がありません。またヒバ・オア ヌク・ヒバ間も私達の希望の日はウェイティングリスト。
仕方ないのでヒバ・オア5泊、ヌク・ヒバ2泊に変更。タフアタにはヘイヴァ最終日に行くことにしました。
(ヒバ・オア、タフアタ間は船なので予約は現地になります。)
ペンションは幸い生徒さんお勧めの所2軒のうちイチオシの方が空ていました。ヌク・ヒバはパールリゾ-ト系のパールロッジがキャンペーンをやっていたので、そこにしました。
ヌク・ヒバの空港からタイオハエへは山道を2時間かけていかなければいけないので、大きなホテルならちゃんとした送迎があるんじゃないかなと睨んだのもあります。


さてさてどうなることか。

旅行記1に続きます。長くてごめんなさい。