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小さなしあわせさがして…

大内義弘の栄華を称える瑠璃光寺

2012年11月24日 | 山陰・山陽・四国旅行

2日目の旅は、まだまだ続きます。

錦帯橋のあとは、瑠璃光寺へ。

室町時代、西日本の最大の大名家のひとつであった

大内氏は、海外貿易で巨額の富を得ました。

大陸や京の文化も取り入れたり、キリスト教の布教にも力を入れました。

山口には、日本で初めてできた教会もあり、

クリスマスも山口から始まったのですよ。

25代大内義弘氏の菩提を弔うために

1442年に、この五重塔が建立されました。

フランシスコ・ザビエル氏も見た五重塔です。

Img_0823

とても綺麗な庭園です。

国宝の五重塔もとても美しいでしょ。

瑠璃光寺は、永平寺と総持寺を大本山とする曹洞宗の寺院です。

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紅葉も水面に映りとても綺麗です。

去年、シンガポール旅行で、

皆でお揃いで買ったバックを持参の筈が

一人だけ、お忘れの方がいました(笑)

相変わらず、笑いの絶えない旅で、皺が増えそう。

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桧の皮で葺かれた、

桧皮葺きの屋根も美しい

高さ、約30メートルの五重塔は、

京都の醍醐寺、奈良の法隆寺と並ぶ

日本の三名塔のひとつに数えられていて

日本で10番目に古い塔です。

上に行くほど、細くなる建築方法で、

とてもバランスがよく、美しい塔です。

Img_0833_2

満月の庭から眺めるのも、風流です。

瑠璃光寺は、年間を通してライトアップがされていて、

9月には、「ゆらめき回廊」キャンドルナイトもあり、

それはそれは、幽玄な世界のようです。

Img_0834

境内のなかには、

うぐいす張りの石畳もあります。

手を打つと、キュと音がするらしいのですが

人が若干多くて確認はできませんでした。

Img_0835

佛足石です。

御釈迦様が石の上に立ち

民衆を導いてくださったということで、その足跡を伏し拝みました。

その足型を石に刻んだのが、佛足石です。

このようなものがあるのは、知りませんでした。

瑠璃光寺は、拝観自由で、拝観料も無料です。

太っ腹で嬉しいですね。

次回は、下関から関門海峡のトンネルを歩いて門司まで行きます。

門司港のレトロな街並みも紹介します

コメント (30)
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