鎌倉花巡り編です。
北鎌倉から、鎌倉に出て、江ノ電に揺られて由比が浜駅へ。
うっそうとした林の中を進んでいくと
こんなトンネルがあって
トンネルをくぐると
上品な洋館が目の前に現れます。
鎌倉文学館
旧前田侯爵家の別邸を
今は文学館として使われています。
残念ながら、中の撮影が許されていません。
内部はアールデコ様式で、大理石の玄関や暖炉。
一見、洋館に見えますが、切妻屋根、深い軒出など、
和のティストもところどころに見受けられます。
六角形の張り出し窓や、ステンドグラスがオシャレです。
大正から、昭和にかけて、たくさんの文士たちが
鎌倉には、住みついていました。
そんな文士たちの、鎌倉ゆかりの文学について展示されています。
三島由紀夫、大佛次郎、川端康成、与謝野晶子などの直筆原稿、手紙など。
作家の皆様って、けっこう可愛い丸文字体の方が多いです。
手書きの原稿って、今の時代には、かえって新鮮ですね。
特別展として、今は「鎌倉からの手紙、鎌倉への手紙」と称して
手紙という言葉の文化の豊かさについて紹介されています。
文学者から、恋人や家族に綴られた手紙の数々…
旧かなづかいのやわらかさ、ことばの優しさを感じます。
最近は、メールばかりで、手紙って書かなくなりましたね。
中の見学の後は、お庭へ。
バラと洋館
この景色がみたかったの~
ここまで、来た甲斐がありました。
咲き誇るバラたち
洋館に集うマダムたち
次回は、そんなマダムが鎌倉グルメをお届けします。
続く