▼「前のめり過ぎるぞ」と言われれば、思慮深さに欠け、思い付きだけで先に進めば、思わぬ災難が待っているという意味だと思っていた。
▼物事は慎重に考え行動するという事が肝要だと、私の世代(団塊世代)の多くは理解している。
▼若い時分は経験値が足りないので、先輩たちの「慎重に」という言葉には、新しいものには容易に飛びつかず、今までの常識の範囲で行動した方が良いという、先輩たちの現状維持の諫言ぐらいに、思っていたこともある。
▼現状維持というのも大切だが、「国家」という組織が『前のめり』ということは、相当慎重性が必要だ。
▼【日本国憲法】が制定されて77年が経つ。私も間もなく76歳になるが、人間としては未熟者だと理解している。
▼憲法とは『国家の基本秩序』と言われる。その秩序で我が国は戦争に巻き込まれることもなく、平和を保ってきたというのは十分理解できる。
▼だが憲法の中身もよく知らない国民が多い我が国で、77年も経ち一度も変えられなかったのは、時代の変化に対応できない憲法ではないかと政府が言い出し始めた。
▼政治を過たないように、政府が憲法を守るというのが、立憲主義の基本だ。なのに【憲法改正】を政治目標のトップに据えるのは、完全に『前のめり』ではないか。
▼私も76歳の未熟者なら、日本国憲法だって77年しか経っていなければ、そんなに成熟していないような気がする。憲法と私を比較するのは憲法に失礼だと思うが。
▼キシダ総理の故郷は、原爆が投下された広島だ。その総理が「戦争をできる国」にしようとしていることがよくわからない。
▼総理は「国家・国民を守る」のが、自分の最大の使命だと思っているようだ。だが軍隊の増強で、国を守ることなどできないということを、先の戦争から学んでいないようだ。
▼戦争などしたら、我が国は原爆数個で消滅してしまうからだ。『憲法第9条』を変更するなどというのは、愚かで『前のめり』過ぎないか。
▼「集団的自衛権行使」や、対等であるはずの国家と地方自治体の関係を無視する「地方自治法改正=指示権保有」も『前のめり』で制定した。
▼さらに総理の独断で行なうことができる「緊急事態条項」の成立を目指すなどと、どう考えても『前のめり』な国家になっている。
▼疲弊する日本経済を立て直そうと、広大な面積の北海道千歳市に、突然「次世代半導体」の工場建設に出た。
▼国の肝いりで、世界に負けない半導体の集積工場を建設している。道民にとっては何の知らせもなく、ポカンと口を開いている状態だ。『前のめりすぎて』良いのか悪いのかも判断もできない。
▼言い換えれば「道民無視」だ。これって我が国は、民主主義国家ではないような気がする。国家主権的な発想だからだ。
▼主権在民の国家にあるまじき、政府の独善的プロジェクトに思う。千歳市民だって地域が急変する様子に、戸惑っている様だ。
▼キシダ政権の最大の目標が【憲法改正】だ。『前のめり』の政策を続け国民を慣らして置き、一気呵成に【憲法改正】に雪崩れ込む算段に違いない。
▼『前のめり』とは、ちょっとした力が加われば、【前倒し】になるということだ。『前のめりになるな』と、多くの先輩たちから言われたことを思い出す‟キシダ政権末期”の我が国の現在の様相だ。
▼物事は慎重に考え行動するという事が肝要だと、私の世代(団塊世代)の多くは理解している。
▼若い時分は経験値が足りないので、先輩たちの「慎重に」という言葉には、新しいものには容易に飛びつかず、今までの常識の範囲で行動した方が良いという、先輩たちの現状維持の諫言ぐらいに、思っていたこともある。
▼現状維持というのも大切だが、「国家」という組織が『前のめり』ということは、相当慎重性が必要だ。
▼【日本国憲法】が制定されて77年が経つ。私も間もなく76歳になるが、人間としては未熟者だと理解している。
▼憲法とは『国家の基本秩序』と言われる。その秩序で我が国は戦争に巻き込まれることもなく、平和を保ってきたというのは十分理解できる。
▼だが憲法の中身もよく知らない国民が多い我が国で、77年も経ち一度も変えられなかったのは、時代の変化に対応できない憲法ではないかと政府が言い出し始めた。
▼政治を過たないように、政府が憲法を守るというのが、立憲主義の基本だ。なのに【憲法改正】を政治目標のトップに据えるのは、完全に『前のめり』ではないか。
▼私も76歳の未熟者なら、日本国憲法だって77年しか経っていなければ、そんなに成熟していないような気がする。憲法と私を比較するのは憲法に失礼だと思うが。
▼キシダ総理の故郷は、原爆が投下された広島だ。その総理が「戦争をできる国」にしようとしていることがよくわからない。
▼総理は「国家・国民を守る」のが、自分の最大の使命だと思っているようだ。だが軍隊の増強で、国を守ることなどできないということを、先の戦争から学んでいないようだ。
▼戦争などしたら、我が国は原爆数個で消滅してしまうからだ。『憲法第9条』を変更するなどというのは、愚かで『前のめり』過ぎないか。
▼「集団的自衛権行使」や、対等であるはずの国家と地方自治体の関係を無視する「地方自治法改正=指示権保有」も『前のめり』で制定した。
▼さらに総理の独断で行なうことができる「緊急事態条項」の成立を目指すなどと、どう考えても『前のめり』な国家になっている。
▼疲弊する日本経済を立て直そうと、広大な面積の北海道千歳市に、突然「次世代半導体」の工場建設に出た。
▼国の肝いりで、世界に負けない半導体の集積工場を建設している。道民にとっては何の知らせもなく、ポカンと口を開いている状態だ。『前のめりすぎて』良いのか悪いのかも判断もできない。
▼言い換えれば「道民無視」だ。これって我が国は、民主主義国家ではないような気がする。国家主権的な発想だからだ。
▼主権在民の国家にあるまじき、政府の独善的プロジェクトに思う。千歳市民だって地域が急変する様子に、戸惑っている様だ。
▼キシダ政権の最大の目標が【憲法改正】だ。『前のめり』の政策を続け国民を慣らして置き、一気呵成に【憲法改正】に雪崩れ込む算段に違いない。
▼『前のめり』とは、ちょっとした力が加われば、【前倒し】になるということだ。『前のめりになるな』と、多くの先輩たちから言われたことを思い出す‟キシダ政権末期”の我が国の現在の様相だ。
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