オリーブ狩り

イタリアは折しもオリーブ収穫の時期。
学校の先輩のお友達で、
オリーブ畑がある家へ収穫のお手伝いに出かけた。



オリーブの収穫！
それを聞いただけで既に楽しみ思う私は前の晩からウキウキ。
その心境を他の友達に、
弥生人が初めて稲を収穫するくらい楽しみだと言ったら
すっごくアホにされたけど、でもそのくらい楽しみにしてた。

そして今日、晴天にも恵まれすっごく気持ちいい秋晴れ。

　

オリーブは右の写真のように木の下にネットを広げておいて
手やくま手で地道に刈っていきます。

手でプチプチとオリーブを摘むと
爽やかな木の香りがたってなんだかほんわりいい心地。
ひとつひとつ摘むのは結構な労働だけど
なぜか逆に癒されていくような。

もともと自然が大好きで
大学でも森林研究をしていたくらいの私は
水を得た魚、いや、木を得た猿のように
木に登って、嬉々としてオリーブを摘みまくった。

　

手伝ってくれたお礼にとランチをごちそうになった。
お父さんが薪で豪快に焼いてくれたスペアリブ。
それから、日本人の奥さんがつくってくれた焼きおにぎり。
これが涙が出るくらいおいしかった。

心地よい労働の後にみんなで囲むご飯は
それはそれはおいしくて、楽しい青空の下なのでした。

（愛犬のシンディー）