馳走いなせや奮闘中!

京都柳馬場三条上ルの町屋料理屋「馳走いなせや」
オーナー(通称大将)の酒と食の奮戦記。

大信州酒造訪問 ①

2017年01月25日 | Weblog

いっや〜〜❗️ほんまに寒い。
特に1/21〜23日は、大雪警報も出て半端ない寒さ。

京都でも-2°も記録して、おかげで馳走いなせやとんまいは暇暇モード炸裂。


そんな数日前の1/18日に長野県の大信州酒造さんにお邪魔しました。
その時も2日前に記録的な豪雪と聞いてたけど
「まぁ、大したことないやろう」何せそもそも雪の多い地方なんやし。

そんな道中は、京都から新幹線で名古屋
そして特急に乗りかえて長野を目指す。車窓から見える景色は、とても数日前に記録的な雪が降ったとは感じられない。

しかし南アルプスは凄いなぁ〜❗️

到着したのは
「長野駅」だが、ありがたい事に大信州酒造の蔵からお迎えの車が待っていてくれた。

「いっや〜!わざわざありがとうございます。しかし、そんなに雪ないですねぇ」

「いやいや。この辺りは除雪もされて問題ないけど、蔵の周辺は大変な状態です」

長野駅からは、車で30分ぐらいかな⁈
どんどん雪が深くなり、蔵に到着すれば


前面道路は!

写真じゃわかりにくいけど、結構坂道きついな…。

事務所で、打ち合わせがてら蔵見学準備中。

私の向かい(写真左側奥)が、社長の田中さんだ。

2月12日の馳走いなせや恒例昼酒会には、社長の田中さんがゲスト参加してくださる。

同行した馳走いなせや料理長の村上と共に田中社長の酒造りに対する熱い思いや大信州酒造の考え方をしっかり受け止め、今回の昼酒会にフィードバックすべく努力することを決意❗️


全量自家精米は、どんな米に対してどう一から手を入れるかを自分達で判断できる為。委託精米との違いは、仕入れから全て管理する事が大切との思い。


こちらは、蒸した米を放冷する「放冷場」

いまやほとんどの酒蔵が、放冷機を使い蒸米を冷ますのですけど、これも大信州酒造の徹底管理の1つ。

100°近い蒸米をもろともせず、手作業にて広げて放冷するのですが…。
私も20年ぐらい前に酒蔵のお手伝いをして、一番辛かった作業でもあります。
(飲食店をやってて、大概の熱い物を持てるにもかかわらず…。です)

極一部の地元出荷の酒を除き、全て手作業放冷とは。。。
おみそれ致しました!


「麹室」に入れて頂き。何と今年の出品酒の麹に出会う❗️
(基本的に一般人は入れません…)


これは、厳重管理の「酵母菌」過去に使用した実績のある酵母菌も保存されてましたね。



こちらは「酒母室」
しっかり育てて、3〜4段階にわけて増量するもとになる仕込みです。



はい。こちらが、お酒の内容にもよりますが少しずつ増やして管理するタンクで
この時点で「醪」になります。

醪を充分発酵させて日本酒が出来上がる寸法です!
(それぞれ目指すアルコール度や糖度・酸度があるので杜氏さんが判断して搾りとなります)

何か日本酒教室みたいやなぁ。

そして、昼酒会にお出しするお酒の新酒をきき酒!



もちろん、これは極々一部。今からどんどん新酒があがりますよ。

そんな訳で、今回の蔵見学と昼酒会のお酒の選定は終了〜〜❗️
田中社長の予約して頂きましたホテルに到着して、これから夜の部。。。


次回ブログにてアップ致しますよ❗️

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