馳走いなせや奮闘中!

京都柳馬場三条上ルの町屋料理屋「馳走いなせや」
オーナー(通称大将)の酒と食の奮戦記。

第30回 吟醸酒を楽しむ会 そして翌日……。

2018年06月25日 | Weblog

第30回って事は、30年間続いているということだ!


30年ですよ!30年‼️


ちなみに、このパンフレットデザインは30年間同じ。。。




私は、第2回目から参加して(一回欠席)28回の参加となり。いわば、古参のじじいとなった。。。

残念ながら、初参加の写真もないけど
当時は、飲食店を始めて間もない「ど素人」
出品されてる日本酒もほとんど理解出来ず、ゲストで来られた酒蔵の方に一から教えられる始末だ。(邪魔くさい参加者やったんやろな…)


今でこそ、私もそれなりに知って頂いておりますが(知らんかったら、すんません)
当時はまだ、吟醸酒なんて言葉も一般にはまだご存知ない時代。



10年ひと昔なら30年は三昔やな❗️



あぁ〜〜!恐ろし〜〜〜‼️



そんな「吟醸酒を楽しむ会」

いちいち説明はなしで、当日の写真をアップしよう⤴️








(一部写真は、無断借用させてもらった)


さすがに30年続いたイベントということもあり
既に亡くなられた方とか、お年を召され参加出来ない方も多い。実際には、これだけ多くのお酒も当時ほどは飲まれないはずや。

そ〜いや〜〜❗️私が参加しだした頃は、この後二次会どころじゃなく明け方まで飲んでいた記憶がある。

タフを通り越して「日本酒に対する思いは、飲まなあかんにゃ〜〜」みたいな…。
いわゆる、根性論全盛期だ。



もう今は、絶対無理やけど。


そんな二次会は、姉妹店「んまい」で





最近、セルフィの写真多いな🤳

なんか誰かに撮ってもらうより、自分で撮る方が「自然体っぽい」気がする。




ただの自己満やけどな。


お馴染みの酒蔵さんも久しぶりの酒蔵さんも会えて大満足❣️

特に最近は、いろんな日本酒イベントに行っているけど
これだけしっかり蔵元さんや杜氏さんと話しが出来るイベントは、ほんまに少なく
ほとんどが、お酒を注いでもらったら終わり…。
みたいな感じやな。


そんな二次会も終了して、午前2時ぐらいに就寝したのだが。。。




翌日の朝 7:58

ガタン!と、横にベッドが揺れたと同時に携帯電話が「ヴォーヴォー」「地震です地震です!」と






(ちょっと待て〜!揺れてから鳴っても意味ないやろう❗️)





横揺れからの縦揺れで、激しく目覚めた。



大阪北部で発生した「大阪震災」だ。

震源地で震度6弱
京都南部では震度5程度


感覚的には、あの「阪神大震災」の時の揺れが短いイメージ。
(震源地が近いと、揺れは短いらしい)

部屋の棚の上に置いてあったいくつかの額も、落ちた。

何人かの知り合いからも、電話やらメールが届いた。(ほんまに有難い)

馳走いなせやも気になるが、今日は月曜日で定休日だ。連絡とれないやん。私は、鍵を持ってないので休みの社員にメールして状況確認してもらう。


大きな被害じゃなくて良かった。

その後もテレビでは、続々と地震のニュースが飛び交う中
昨日の「吟醸酒を楽しむ会」主催のマルマン酒店
堀井氏がFBをアップ。

城陽は、京都でもかなり南部に位置する。


あ〜〜❗️これは結構酷いなぁ。


そして、茨木市に住む知り合いは
緊急停車した阪急電車から、3時間近くかかり徒歩で帰宅。店では、棚も倒れ「ガス」や「水道」も使用できないと。。。
(つい先日復旧したらしい)

飲食店なので、どちらも無ければ営業すら出来ない。



自然の力とは言え、当たり前の事が当たり前でなくなるのは厳しい。

何とか一日も早く、皆さまに平穏な生活が戻りますように。。。

そして今後、大きな災害が新たに起こりませんよう祈ってやまないです。


姉妹店「んまい」17周年!

2018年06月15日 | Weblog

烏丸六角の旬 炭火焼 んまい

今年17歳の誕生日を迎えた。

正確には6月10日だったような気もする。。。


毎年恒例行事になったけど、3日間の周年記念の内容や参加頂いたお客様の写真をアップしよう❗️


6月5日(周年初日)

この日は、伏見の齋藤酒造(英勲)さん。

ゲストは、齋藤酒造の息子さんが1日店長として
来店のお客様に「ワンショット」プレゼント!

思えば、彼が小学生の頃
私の娘とほぼ同級生だったという事もあり、家族ぐるみでお付き合いさせてもらってたなぁ。

会うと、未だにそんな話で盛り上がるんやけど
「海」「川」「プール」と。。。。。



思い出したら、全部「水」関係やな。




まぁ「水商売」と「造り酒屋」やし




水とは、切っても切れない仲やしかもしれない…。

そんな初日


んまいの常連でもある「しげちゃん」と洋食おがたのオーナー「緒方」の前倒しハッピーバースデイ🎊
「しげちゃん」は、プレゼントの抱き枕(泥酔と書いてあるが…。)もらって大喜び。

どちらかといえば、緒方は【ついで】やった気がする。
(失礼…)


他にも



店内は、初日から予約で満員御礼状態だ。




ありがたや〜〜〜〜❣️



そして2日目

本日は、これまた伏見の北川本家(富翁)さん。

社長の北川さんが1日店長だ。

普段ならば、富翁の従業員も多数駆けつけてくれるのだが…。当日は、北川社長も「多分、応援に来てくれると思うんやけど…」みたいな事を言っている。

大丈夫なのか〜〜〜〜⁉️

2日目も予約で満席になり、1日店長の北川社長は右往左往の大活躍!




後半(9時過ぎ)に富翁のスタッフさんも登場して、北川社長「やっと座れるわ」と一言。



3日目

この日は、店長真理の誕生日です🎉
そして、生ビール100円。

これ、結構上手やな(どないやってコピーしたんやねん)

既に「明け誕」済ませて、私もヘロヘロやのに
100円の生ビール片手にあちこちで乾杯ラッシュ🍻





もう、周年なのか誕生日なのかも微妙やけど




真理、誕生日おめでとう❣️これからもよろしくお願いします🤲

そして、周年を祝って頂いた全てのお客様。

誠にありがとうございます!

最後に真理のベストショットで、お別れをば。



京都 丹波牧場・平井牛

2018年06月08日 | Weblog

さて

FBの馳走いなせやページには、既にアップした【丹波牧場・平井牛】

馳走いなせやも10周年を終えて、この先の展開を考える節目でもある。

前のブログにも上げたと思うが…
(最近、記憶も曖昧なので間違いならすんません…)

世の中の移り変わりは思った以上に早い‼️


例えば、10年20年を考えたブランディングも今は5年周期で変化することすらある。

そう、一昔前の「ビジョン」なんて言葉は
現代では「死語」になりつつある訳だ。




昔よ〜言われたなぁ「あなたのビジョンは何❓」って。。。。。

「そんなん、ないです!」って言ったけどね。

ここにいい表現があるので、少しコピペした。

”ここ数年、ビジョンという言葉が多用されるようになったが、本来の意味が置き去りにされている場合が多い。ビジョンは崇高な理想でもなければ、鼓舞するための言葉でもない。実用的な手段である。” (出現する未来 p170)

この観点に立つと、大事なのはどんなビジョンを創るかではなく、ビジョンという手段で何ができるか、ということになります。

そして、ビジョンを通じて、どんなコミュニケーションが可能か、どんな決断が可能か、どんな行動が可能か、そういう視点でビジョンというものを捉え直す必要があります。

良いビジョンとは「組織の目的達成に有効なもの」であるべきですし、ただただ形骸化し組織と個人へプラスの影響を産まないビジョンは無意味なものということです。




ごもっとも!
じゃ、どうするか❓❓やけど…。




【常にアンテナを張り続ける】



他、ないやろな。。。


ブームに便乗するんじゃなく、世の中の変化を感じる「感度」が必要やな。



馳走いなせやは、開店当初から「地産地消」を原点としてきた。

いつものGoogle先生で調べたらいろいろあるけど、一番明確なこいつで!






先日の事ですが、京都の美味しい牛肉を求めて全国大会でも常勝され金賞も多数獲得されている。
(巷で話題の肉ブームに乗った訳じゃない…)




そんな
【丹波牧場・平井牛】の生産者さんを訪問❗️


市内からは、車で50分程度。亀岡と綾部の境界あたりの山に囲まれた地でゆったりと育つ牛達。
衛生管理の徹底された牛舎には、子牛から成牛まで沢山の牛が飼育されている。




馳走いなせやでは、この度ご縁があり【平井牛】生産者さんとしっかりと話をして取り引きを始めることになった!
(実は兼ねてより親交のある「洋食おがた」からの紹介だ)


今回、試作を重ねて仕入れた平井牛🐂だが






(これは、ヤバいぐらいの超高級な部位❗️)


これは、さすがに普段出せないけど。


【まとめ】

馳走いなせやも開業より10年
「地鶏」に特化した飲食店舗として経営してまいりましたが、10年を機に「地鶏」に固執せずむしろ「京都素材」に特化した和食店へと移行する所存です。

四季折々
京都の美味しい食材を皆さまに提供できるよう、今後も頑張って「馳走」致しますので、ご支援ご支持のほど宜しくお願い申し上げます。

馳走いなせやで平井牛の料理をご堪能頂ければと思います。






そやけど…。
塩は「バリ」か〜〜い❗️