昨日(1月25日)から日本海側を中心に大荒れの天気。
26日にお酒の搾りがある上原酒造専務(通称・上原ちゃん)に天候が気になり電話。
わたくし「京都市内は、雪降ってきたけど、そっちはどうなん?」
上原ちゃん「え~!うちは全然降ってませんけど、京都は北やねぇ」
いわゆる、京都田舎扱いやし…
ま~!これで、車で行くのも一安心!
(⌒~⌒)
そして、1月26日 (木)
午前10時から搾り始めると聞いてる為、片道1時間少しの予想の上で9時に京都を出発。
念のため出発前に電話すると~~!
上原ちゃん「いや~!今日は、来られないから電話してきはったと思いましたよ~」
?????
上原ちゃん「家の前の道は、もう15センチ積もってまっせ」って…
・・・・・
もう車乗ったし
(;∇;)/~~
わたくし「とりあえず、行くわ…」
いざとなれば、最寄り駅に車置いて行くのもありかも (あくまで最悪のストーリーですが)
そんな訳で、五条通りから京滋バイパス
堅田を越えた辺りから道路脇に雪
前から来る対向車は、全面真っ白け
やはり、無謀だったか…。
(≧ε≦)
志賀町でやむなく国道に進路変更するも、皆さん超スローペースで走行中。
雪は、ますます深くなり路上脇に停車してチェーンを巻き始める車(かえって危険な状態)もチラホラ。
助手席で村上
後部座席で丸山と監督(魚戸いなせやの店長、永田の事です)
村上「えらい事ですよ~」
監督「大丈夫ですか?」
丸山「めっちゃ積もって凄い景色ですねぇ。写真撮っとこ」
人が真剣に運転してるのに、好き勝手言っております。
車内であ~だこ~だと言ってる内、何とか無事に到着。
蔵では、搾りも中盤戦
山田錦55%7号酵母の純米吟醸酒(速醸)の搾りです!
上原酒造では、お酒の全量を重厚な木槽で酒袋に醪を入れ天秤棒で圧を掛けて酒搾りをされます。
※ 詳しくは、いなせやの各店舗で説明しますよ!
傍らで、おやっさん(中根杜氏)が別の槽で圧しきり後の酒袋から酒粕を一つ一つ取り出しておられます。
丸山も手伝いますが、かなりのスピードの差
そうこうしてる内に、圧をかけない(荒走り)のお酒がたまってきました。
※ 槽口から迸るお酒を一旦溜める桶があります。
上原ちゃん「きかはりますか?」
※ 試飲しますか?と言う意味
けして話を聞くと言う意味じゃありません…
柄杓ですくってきき猪口にて試飲(わたくし車の運転手なので、飲み込めませんけど…。)
ん~~~!
荒走りならではのフレッシュさと上原酒造さん特有の酸味の加減が、素敵です。
本来は、圧をかけ始める「中汲み」が商品として出荷されますが
わたくし「上原ちゃん、ちょっとこれはこれで面白いなぁ」
上原ちゃん「そ~来るって思ってましたわ…」
そこでチョメチョメ…。
監督すくってます!
蔵にお手間をかけないのが、いなせやの心情!?
途中でお母様手作りのびっくりする程の麹たっぷり「甘酒」をいただいて
本日の上原酒造さん訪問は、終了~!
のはずが…。
丸山「中汲みの方が旨いっすよ」とか
※飲まんでも知ってるし!
「もう一つの槽の圧しきり飲みたい~」
※俺かて飲みたいし!
もちろん、念のためいただきましたけど…。
m(_ _)mm(_ _)m
上原ちゃん、おやっさん大変お世話になりました。
次回の山廃の搾りも懲りずにお誘いの電話下さいませ。
帰り道は、雪もかなり溶けお日様も覗いてくれました。
車の中でそれぞれの店舗の話を聞いたり、評価したり駄目出ししたり。
この時間
わたくしにとってもスタッフにとっても、凄く大事な時間なんですねぇ!
日頃、スタッフとは結構会話してるつもりですが
現場の話
出張先の話
リラックスしての話は、それぞれ違って面白いと実感致しました。
よ~し!
まだまだ行くぞ~~~!
(⌒~⌒)