さて、前回のブログにて
北川本家さんの二次会を途中で抜けて向かったのは、花の都「東京」
(こんなフレーズは、結構年配の方しかわからんな…)
午後5時台の新幹線で東京に向けて出発!
なんとか自由席にも座れた💺
東京駅から向かった先は、森下エリアのもんじゃの名店だ。
何故、森下のもんじゃ焼きの店かと言えば
翌日の朝に成田空港に行くので、せっかくだから「もんじゃ焼き」が食べたい❗️
ただ、それだけの理由。
本来ならば、関西空港からの予定だったが
ご存知の通り9/10日も台風の影響で、関西空港からの✈️は飛ばない…。
旅行代理店とすったもんだの挙句
「成田空港発ならば、フライトを予約を変更できます」と、きた。
9/10日に京都始発で成田空港9:30着の案もあったが、あまりに危険だ。
何か途中でトラブルがあったら、終わりやな…。
そんな訳で、東京前のり
せっかくだから、もんじゃ焼き食べたい❗️
と、言うのが一連の流れだ。
そんな成田空港から向かうのは
「バリ島」
今回ブログのテーマでもある「テジャクラの天日干し塩」の生産者の方と直接話をしたい❗️
そんなテジャクラと言うバリ北部に位置する、ひどく辺鄙な場所は
完全にバリ島のはずれにある。
バリ島では、観光リゾートとして中心部(国際空港のあるデンパサールあたりから)どんどん開発が進んで、土地の値段も高騰しているらしい。
おまけに、空港からの移動で車(タクシー)なども大渋滞!
デンパサールからテジャクラまで、車で3時間半。。。
片側一車線あるかないかの道路で、前に遅いトラックが走っていると追い越しもままならない。
途中ウブドと言う、山間部の工芸の町を通り
キンタマーニと言う山⛰(山ですよ山)を横から眺めつつ、やっとの思いで到着❗️
滞在するヴィラのチェックインを済ませて、早速テジャクラの天日干し塩の現場へ向かう。
午後4時ぐらいやったかなぁ。
既に本日の作業終了感ハンパない‼️
この写真は、前回訪問したときのもの。
こんな塩田だが、ちょっと簡単に説明をすると(写真付きで)
海水を塩田に巻く。
(犬はオマケだ)
白く写っているのが、乾燥した塩だ。
それを一旦ショベル状の棒を使ってほぐしてから
(ほぐした方にいるのが犬様?)
まぁ、このほぐす作業も1日何回もする重労働。
このように麻袋に入れて
濾過⁉️の麻袋を引いた木の巨大な器の中に入れる。
一回、二人がかりで
およそ3〜40回…。それを均して
足で踏み固める
そこから
天秤棒に海水を入れて(これ片側に20リットルくらい入るから、合わせて40リットル!)
この作業30回ぐらい。。。
こうして、やっとの思いで乾燥した塩田の土と混じった塩と海水を再び合わせて
この下から一晩かけて、かなり濃度の高い塩水が取れ
椰子の木をくり抜いた中に入れて、そこからまたしても乾燥させると
やっとこさ、塩の形となるのだが…。
ちょっと写真にはないけれど
これを集積したら、雨のかからないハウスで乾燥(どんだけ乾燥させんねん!)
このハウスの中は、気温40〜45℃
干し終わった塩は、手作業で細かなゴミを取り除き
これで完成となる❗️
馳走いなせやも使っているこの塩
1日僅か15kgが生産の限界。
(それも好天が続く乾期のみの生産なのは、スコールが降ると全て一からやり直ししなくちゃならないからだ)
知り合いの飲食店からは「もっとわけてくれ〜」と言われるけど、無理やしな。
テジャクラの海岸は、バリ島本来の黒砂。よく見ると、その砂の中に極小さい海老と蟹の混ざったような物体がチョロチョロ動く。
現地の人に聞けば、これはテジャクラにしかいない虫。この虫のフンが、凄い旨味成分があるらしい。
私自身、テジャクラの塩に惚れたのは「旨味」が濃くて塩辛くないからだ。
さて、今回の訪問では知り合いの飲食店も参加してお手伝いさせて頂きましたが
作業終了感ハンパない状態で、何故塩作りのお手伝いを出来たかと言うと
テジャクラの知り合いが直接話をしてくれて、日本から来てくれたなら今からもう一度塩作りするよ!と、言って頂いたからです!
この方
塩作りの途中、スルスルと椰子の木に登り(30秒ぐらいで、てっぺんまで!)
「気をつけて」と言うと、椰子の実2つをドーンと落とす。
慣れた手つきで椰子の実を解体して、1つは椰子の実ジュース。そしてもう1つは椰子の実の中身をと「素晴らしき、おもてなし」
おっちゃんカッコよすぎるがな❗️
手ぶらで行った自分を恥じる訳です。
そして同行した飲食店はZ!としておこう。
オーナーのNも果敢に塩作りに挑戦したけれど
海水は、おっちゃんの3分の1
一回運んだだけで、天秤棒の洗礼を受け
椰子の木は1m登れず
最後には、自分の頭で塩作りしてました。
でも、自分の店で取り扱う塩をどうしても見たい!と思う気持ち共感してますよ。
次回ブログは、この続き‼️
お楽しみに〜〜〜〜。