夢かよふ

古典文学大好きな国語教師が、日々の悪戦苦闘ぶりと雑感を紹介しています。

雪をいただく

2017-01-26 22:21:47 | 日記
今日の午後は、職場で週に1度行われている古文書の会に出席。

最近は、地域の旧家に所蔵されていた、幕末頃の歌合の写本をみんなで読んでいる。
幕末は全国的に和歌熱が高まった時期だが、わが米子にも歌壇と呼べるものがあり、創作・批評にも相当の力量を持つ人士が集っていたことを実感する。


会の間ずっと、窓外に雪を頂いた大山の姿がきれいに見えた。

今の勤務校の校歌には、「雪をいただく大山の…」という一節がある。
大山は四季それぞれに見所があるけれど、やはり白雪をまとった姿がいちばん美しいと思う。

大寒の今は、山陰の冬の厳しさが身にしみるものの、宝玉(青翡翠のような)にもたとえられる大山のもっとも美しい姿を見られる幸せもまた感じている。

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